夫の裏切りをどう許す?

なぜ愛は終わってしまうのか

 

アメリカでの話だが、結婚後の浮気の有無は、結婚前の性行動と相関関係にあるという統計がある。

つまり、結婚前の性行動が自由(これを放縦と言う人もいる)だった人は、結婚後も自由な性行動に走る傾向があるというのである。

性行動は、性衝動に基づくものだが、人間は動物と違い、社会的な生き物なのだから、他人や社会のことを考えて性行動を選択する。

だから、人間の性行為は、好きな相手に対する愛情の表現として営まれる高次元の行為だと、とらえることもできる。

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ところが、その愛情の表現としての性行為が、結婚の相手に限定されるべきかどうかとなると、意見が分かれる。

結婚の相手に限定すべきだという意見の人は、その人の倫理観に基づいて「結婚したら、ほかの異性と性行為をするべきではない」

この人をいつまでも愛しますと、神に誓ったのだから、どんなことがあっても破ってはならない!と考えているのだろう。

あるいは、もっと現実的に考えて、結婚の相手以外の異性との性関係に入ると、さまざまな困った事態が生じるから「限定したほうがよい」と考える人もいるだろう。

 

一方、「愛情の表現としての性行為は、結婚の相手に限定できるものではない」と考える人もいる。

そして実際に、結婚相手以外の異性と性関係をもつ。

そういう関係は、不倫と名づけられるが、好奇心からであれ、非難のためであれ、そういったドラマや映画、記事に興味をもつ人が多くいるということは、こういったテーマに多くの人が関心をもっているということだ。

 

しかし、たんに興味本位や批判的なスタンスで見ていても、何も分かったことにはならない。

だが、もしそのような立場にあったとしても、現実問題として性行為をするかしないか、ということは大きな問題ではないと思う。

愛情とは何か、ということを深く考えなければ、浮わついた浅はかなものに終わる可能性が高いということだ。

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男が浮気をしたくなるのは

 

ある男性から、こんな相談を受けたことを思い出す。

この男性は結婚して一年。

海外駐在を会社から命ぜられ、妻と渡米していた。

だが妻が妊娠し、出産のために彼女だけ日本に戻って、何ヶ月か実家で過ごすことになった。

 

妻が妊娠して数ヶ月は、妻と夜を過ごしていない。

これからも何ヶ月かはできないことになる。

自分の性的欲求に負けて、妻以外の誰かと体を許してをしてしまうかもしれない。

もし誘惑に負けてしまったら、妻に対する自分の気持ちがどうなるか、不安だという。

 

「一度、妻以外の女性と関係をもちそうになったことがありましたが、あなたが浮気したら、私も浮気するわよと言った妻の言葉を思い出して、できなかったんです。」

「でも、 自分がまるで目に見えない鎖につながれている哀れな犬のように思えてきました」

と、彼は情けない表情で話していた。

 

女性の読者は、「だから男ってイヤなのよ」と怒るかもしれない。

性欲をコントロールすることが、男性にはむずかしいという思いこみが、どうも世間にはあるようだが、それをいいことに浮気をくり返す男性たちは非難されても仕方がないと私も思う。

また、この男性の場合、「あなたが浮気をするなら、私もするわ」という妻の脅しによって別の異性と性交渉をすることを思いとどまっている。

これは、大人のすることではない。

 

どんな場合でも、自分の行動は自分の主体的な判断で決めるのが、成熟した大人である。

何かを「する・しない」の選択、判断が「自ら由」とすることなら、その人の心は自由なのだ。

「相手に分からなければ、浮気をしてもいい」という人も同様だ。

 

相手に知られる、知られないにかかわらず、自分で選択することが大人の条件。

そしてそれが、あとで後悔しない秘訣なのだと思う。

さて、そういう話を少し交えながら、例の男性によりくわしく話を聞いてみたところ、どうも日本に帰った妻と、あまりいい関係ではなかったということが分かってきた。

 

妻とは見合いで知りあい、相手の条件と容姿、自分の年齢などを考えて、結婚に踏み切った。

彼女のほうも、海外赴任できる彼の職種に憧れて、結婚を決めたようである。

そうして始まった新婚生活なのだが、家庭の中がどことなく冷たい。

相手に対して心を開けない。

そういった不満が、彼の意識下にあることに気づいた。

 

その不満がひきがねになって、別の異性とのつきあいを求めているように思えるのだ。

多かれ少なかれ、浮気や不倫をくり返す人には、そういう不満が心のどこかにくすぶっているのではないだろうか。

 

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