恋愛

思い込みが生む逆効果~心理学で揉める原因を突き止めろ!

人間関係は、相手が自分と同じだという誤った思い込みがあるから難しくなることがあります。

ある程度は相手も自分と同じようには感じるが、多くの重要な点でどうしても異なってしまうのです。

もちろん使い方によっては、プラシーボ効果という素晴らしい効果を得られることもありますが、使い方を間違えると思い込みは恋愛や人間関係に支障をもたらすことも多いです。

今回の記事では、そんな人間皆同じという思い込みが関係を損ねる4つの一般的なパターンを見てみよう。

思い込みが生む逆効果その1

あなたは私と同じように感じ、考え、行動すべきであるという思い込み

思い込む2

他人は自分と同じように物事に反応するものだと期待をかけると、相手が追う反応をした時、不満を感じずにはいられない。

そのため、もともとは相手をいたわり支えてあげるつもりだったのに、思わず相手の感情的反応をないがしろにしたりする。

例えば、男性のAさんには、女性のBさんがなぜ感情的になるのかがよく理解できていない。

ストレスにさらされると、男性のAさんは本能的に周りとの間に距離をおくのだが、女性のBさんの方は感情的になるのが普通だ。

この男と女の違いはきわめて一般的なものである。

しかし、このことを二人が理解できないために新しい問題が起こるのです。

彼が「そう気持ちをピリピリさせるなよ」と言った時、彼は彼女を助けているつもりなのです。

なぜなら、危機に対処する彼の方法は、周りと距離をおいて気持ちを落ち着かせるものだからです。

ところがBさんは逆に、ますます心を動揺させる。

Bさんからすると、Aさんは冷静な上にちっとも親身になってくれないと思い込んでしまうのです。

そういった考えの違いを理解しようとはせず、あなたは私と同じように感じ、考え、行動すべきであると思い込んだ結果、彼が本当は彼女を思っていることがBさんには信じられないのです。

思い込みが生む逆効果その2

私にいいことは、相手にとってもいいという思い込み

思い込む3

自分がこうしてほしいと思うやり方で相手に接したために、相手の気持ちを損ねる場合がある。

この場合は、「私にいいことは、あなたにもいいのだ」という誤った思い込みがいけないのだ。

たとえば、Aさんは世話を焼きすぎることで、友達のBさんをいつもイラだたせる。

本人にはBさんをイラだたせるつもりは毛頭ないのですが、実のところ、AさんにはなぜBさんが鬱陶しがるのか見当もつかないのです。

自分ならBさんから世話を焼かれれば嬉しいはずだから、わけが分からないという心理状態に陥ります。

自分のこまごまとした心遣いは喜ばれるはずだという思い込みで、Aさんは知らないうちにBさんの感情を損ねている。

AさんがBさんを助けているつもりでいる時、実はAさんは事態を悪化させているだけなのです。

特に男性の場合、あまり世話を焼かれると鬱陶しく感じるのは、男としてはごく普通なことなのです。

まず相手の欲求が自分のとは違うことを理解しなければ、思い込みが原因で揉め事の原因となってしまうでしょう。

 

思い込みが生む逆効果その3

疲れているあの人を私の力で癒したい、一番気にかけてあげたいという思い込み

思い込む

問題は、相手も自分と同じように考え、感じ、行動するものだと思うから生じるのです。

例えば恋愛ではよく、女性は女の価値基準を元にして男性の行動から愛情をはかり、誤解してしまうことがよくある。

これは何も恋愛だけでなく、友達関係でも同じように価値基準をもとに相手の好意度をつけてしまう人をよく見かけます。

たとえば、Aさんは習慣的に問題に優先順位をつけ、リストの一番上にない目的(あるいは約束事)には目を向けない。

だから、Bさんの欲求が見すごしにされることが多い。

すると、Bさんには相手が自分のことを決して好いているとは思えなくなるのです。

そこでBさんにはAさんの考え方や行動が理解できなくなり、AさんがBさんをどんなに大切に思っているかを説明しても、それをなかなか信じることができない関係に陥りやすいです。

この相互の誤解は、同性同士でももちろん起こりうることがありますが、特に男女の非常に根本的な違いから生じやすいです。

 

☑男女の脳の違いを知っておこう

ストレスにさらされると、男性は一番急を要することを優先して、それに集中する傾向がある。

こうしたストレスへの対応の仕方が持つ欠点は、男性が他の責任を忘れてしまうか、あまり重要視しなくなることだ。

一方で女性がストレスにさらされると、いろいろな問題がいつもより目にとまるようになり、さらにやらなければならないことがそこに上乗せされる。

今手をつけている問題の解決に集中するあまり、相手の欲求がおろそかにされるなど、女性の場合はほとんど見られません。

だから彼女には、彼が本心で彼女を思っているとは、なかなか信じられないのであり、こういった心理的欲求の違いが二人の仲を引き裂く原因となってしまうのです。

 

思い込みが生む逆効果その4

相手がグチったら、冷静に解決法を示してやるとよいという思い込み

思い込む1

相手が自分と同じように考えたり感じたりすべきだと思い込んでいると、思いやりと理解のこもった、相手を尊重する対応をすることが、やはり困難になる。

たとえば、Aさんは愛されずいたわられていないと感じているBさんの気持ちにどう対応するか、苦労している。

自分がどれほど親友であるAさんを愛しているかが分かっているので、Aさんが自分のいたわりを感じてくれないと、自分が責められたように受け取っ てしまうのです。

そして、Aさんを尊重する気持ちを失い、Aさんには感謝の心がなくて理不尽だと決めつける。

このような場合の多くは、Bさんにしてみれば、ただ話を聞いてもらいたいだけであり、自分の気持ちを分かってもらいたいだけなのです。

ところがAさんの心理状態は、Bさんは問題を解決してほしいのだと思い込んでしまう。

 

☑なぜAさんは分かってあげれないのか?

なぜこのような欲求の違いが応じるのかといえば、Aさんの方には、Bさんほどには気持ちを分かってもらいたいという切実な欲求がないから、相手が求める分かってもらいたい欲求を分かってあげることがなかなかできないのです。

気持ちが動揺するようなことが起こると、Aさんは常に問題解決によって対応する。

だから、Bさんがイライラしていると、Aさんは同じやり方でBさんを救えると思い込む。

それでBさんが本当に求めているやり方ではなく、口をはさむという問題の「解決法」をもちだす。

そして最終的には、Bさんを助けてあげようとしたのに、Bさんからの感謝が得られないと不満が積もり、間違った思い込みのために、双方が不満に陥るのです。

 

思い込みは捨てよう

いかがだったでしょうか。

お互いがどれほど努力しても、心の底に潜む思い込みを見なおさないことには、二人の気持ちがしっくり噛み合うことはありません。

特に男女間の摩擦の大半は、たった一つの基本的な誤解に基づいていることが多いです。

当然友達や家族での思い込みの違いが原因で、不仲な関係に陥ってしまうこともありますので、なぜかこの人とはしっくりこないと思うのであれば、まずは自分自身の思い込みや心理的欲求を再確認してみて、相手との違いを探してみましょう。

そうすることで、二人の何処か違うという性格の不一致なども改善できる方向へと持っていくことができるでしょう。

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