結婚

DV夫の心理と特徴

「暴力をふるわれでも別れない人」の心理

 

世の中に、暴力をふるう人と深い関係に入り、つき合いを続けてしまう人がいる。

そういう人の多くは、つき合いを始めたときは、相手が暴力をふるう人だとは分からなかったと一言。

かといって、それが分かった段階でつき合いをやめるかといったら、そうではない。

不思議にもつき合いを続けている。

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なかには、結婚して何年か経って、相手が暴力をふるう人であることを知ったとか、暴力をふるうようになったという場合もある。

かといって、そういう相手と別れることもなく、その暴力に耐え続けているという人もいる。

こういった、恋人による暴力とか、結婚相手による暴力に耐え続けている人の心理構造は複雑である。

 

さらに、一人の人でこりずに別れた後に、再び同じように暴力をふるう相手をパートナーとして選ぶ、という人の精神構造はもっと複雑である。

次に示す事例は、そういうタイプの人の心理や精神の構造を理解するのに役立つと思える。

そのために、かなりくわしく記述することにしよう。

 

 

なぜ、暴力をふるってしまうのか

 

夫の暴力にもう何年も悩んでいるという女性、 Kさん。

「絶えない夫の暴力(ほとんどは言葉によるが、パンチをくらうこともある)により、私は精神的にかなり落ち込んでしまいます。

カウンセリングを通して、客観的に自分自身の精神状態を知りたいと思います。

その上で、夫の暴力にどう対応したらよいかを考えたい。

という訴えである。

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結婚歴五年、一児の母親である。

Kさんの背景を簡単に紹介しよう。

自営業を営む十歳年上の夫は、彼女がかつてのボーイフレンドに裏切られる、という失恋の痛手が癒えないときに出会った人である。

一年ぐらいの浅いつき合いののち、結婚に踏み切ったという。

支配的な母親から早く自由になりたい、という思いもあったようだともいう。

 

夫は経理などは妻が全て自分でこなす。

出産、子育ての多忙な中でも、経理の仕事はきちんとこなしてきた。

なのに、夫からの感謝の言葉を聞いたことがない。

代わりに、夫の暴言をいつも浴びてきた。

時には肉体的暴力も受けてきたという。

 

そんな夫の暴力に耐えられず、Kさんは何度か短い日数だが家出した。

しかし、家を出たものの子どもの将来のことを考え、自分だけ我慢すればいいと言い聞かせて、家に戻っていた。

やがて、手に職をつけ、自立できるようになったら離婚しようと心の中では決意してのことだった、という。

 

夫が、 Kさんに浴びせてきた言葉のいくつかを列挙しよう。

「それ以上何か言うと、ぶんなぐるぞ」

「何でぶんなぐられたか、分かっているだろうな。生意気を言うからだ」

「悪いのは、原因を作ったお前の方だからな。悔しかったら、お前は男に生まれてくればよかったんだ。お前の不幸は女に生まれてきたことだ」

「私に不満があるなら、なんでいつまでも私のまわりにいるんだ。嫌なら、とっとと出て行けばいいんだ」

「私は、お前を監禁している訳ではないんだから、いつでも嫌なら逃げ出せるはずなのに、なぜ出ていかないんだ?」

「どうしてもこの家に居座るというなら、それでもいいが、居座るというなら一切文句言うな」

「女をのさばらせておくわけには、いかないのだ。男の暴力は、時には許される」

こんなに身勝手な(と思われる)暴言を吐く夫の言葉と、肉体的暴力に耐え続けているKさんの心理状態や精神構造は、どうなっているのだろうか。

それを明らかにする前に、夫の精神構造を分析してみよう。

 

心理療法の一つである交流分析(人間関係の聞に生ずる交流の分析的手法)によると、人はお互いにストローク(言動による相手に示す態度の表現)を交わしながら生きている、という。

時にはマイナスの影響を与えるマイナスのストローク(なぐる、侮辱、非難、怒るなど)や、プラスの影響を与えるプラスのストローク(撫でる、尊敬、感謝、ほめるなど)を与え合っている。

その受けてきたストロークの内容が、人の性格的特徴に大きな影響を与える、というのである。

 

その暴言の内容からこの夫は、かなりマイナスのストロークを受けて育ってきたことが疑われるのだ。

現に、Kさんによると、夫は子どもの頃、離婚した厳しい母親に女手一つで育てられている。

そして、一人っ子でかなり孤独な子ども時代であったとも。

夫の家は、親戚づき合いが皆無で、母親が死んだときには、その死を悲しんだ人が一人もいなかったという。

こういう背景をもった夫の母親に対して抱いている怒り、憎しみが、妻に投影されているようだ。

それが女性を蔑視する暴言ともなって、吐かれているのだろう。

 

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