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嫌いなのに気になる心理で自分の本心を知ろう!

「あー、こいつなんか嫌いだけど放っておけない!」とか、「なんで嫌いなのに過剰に意識するんだろう…」など、なぜか特定の嫌いな人物のみが気になってしまうことがあります。

これは心理学の知識を使えば答えは簡単であり、様々な可能性が考えられるため、全ての可能性をこの1ページにまとめておきます。

獲得感によるもの

嫌いなのに気になる存在や好きなのかもしれない気持ちになるのは、獲得感と損失感によるギャップが原因であり、嫌いから気になる存在へと変化する場合の多くが獲得感であると考えられます。

例えば、第一印象が悪くてあまり好きになれなかった人が、本当は人気者であるような素晴らしい人間性を持っていた場合、獲得感によって相手の気持ちを引き寄せやすくなります。

これは心理学者による実験でも証明されており、最初に抱いた印象と違う一面が見られた時に、相手に対する捉え方が変化してしまうため、嫌いなはずなのに気になってしまう…といった、おかしな感覚にとらわれてしまいます。

この実験によると、逆に最初に抱くイメージが良い人から悪い一面がみられた時の損失感もあるとされており、イケメンや美女に対して完璧なイメージを抱いた結果、実は内面が最悪であった場合に起こる心理がこれになります。

最初に抱いたイメージとは違って、本当は良い人であったという新たな気持ちが、複雑な感情を生み出してしまうのです。

 

妬みから認める存在へ

こちらのケースはユーチューバーを例に挙げると分かりやすく、人気ユーチューバーにはアンチがつきものです。

しかし面白いことに、アンチは嫌いにもかかわらず動画を見てしまいますし、なぜかそのユーチューバーが異常に気になる存在となり、再生回数を増やしてしまう矛盾の行動を取りがちです。

これは「下方比較」という心理が関係していると考えられ、人は自分と性別や年齢、社会的地位などが似ている相手を自分の比較対象に選びやすく、どちらが優れているかを比べたがります。

下方比較の場合、自分よりも劣っていると思っている人を対象に比べることで安心感を得ようとしますが、自分よりも優れている現実を見せつけられることにより自尊心が低下し、嫉妬や妬みを生み出してしまいます。

元大学生やフリーターなどの地位だったはずが、一気に有名人の仲間入りを果たし、社会的地位が一気に上がるわけですから、自分と似たような環境で育ってきた人が多いユーチューバーという職業は、妬みと嫉妬が生まれやすいのです。

そして認めたくない気持ちと、傷ついた気持ちを回復しようと粗探しなどをするようになった結果、嫌いなのに気になる存在ができてしまいます。

矛盾を解消しようとしている

自分の言動を変えようとはせずに、自分は別に間違っていないんだと言い聞かせる人がいますが、これも嫌いなのに気になるきっかけを作り出してしまいかねません。

これは特に男性に当てはまる心理であり、男は自分のとった行動が正しかったと思い込みたい生き物です。

例えば、相手をどうしても助けなければならないケースでは、周りの目や正義感などが邪魔をして、嫌いな相手であっても助けてしまうことがあります。

本来嫌いである相手を助けることは矛盾しており、不愉快な気持ちになるはずですが、この不愉快な気持ちを避けるために、自分の行動は間違っていなかったと思い込もうとする心理のことを「認知不協和」と言います。

上記のケースであれば、「自分が助けた本当の理由は、実はそれほど嫌いではないのだ」と思い込み、不愉快な気持ちを回避しようとしているわけですが、自分の本当の気持ちと認知不協和が交差し、嫌いなのに気になる存在へと変わってしまうのです。

 

心理的報酬の効果も大きい

人は誰でも褒められたいと心の奥底で思っていて、褒められて嫌な気持ちになる人はとても珍しいです。

これは、自分は嫌いであると思い込んでいる相手であっても、自己肯定欲求や社会的肯定欲求が満たされるためであり、満たされることで嫌いな相手を好きになってしまったり、幸福感が上がることがわかっています。

ちなみに自己肯定欲求とは、認めてもらいたいとか評価されたいなどの欲求のことであり、褒め上手な人ほどモテるのもこれが理由であります。

もしも嫌いな人に褒められた記憶がある人は、今まさに嫌いから好きに変わろうとしている瞬間であるかもしれません。

 

同族嫌悪の可能性

同族嫌悪とは、自分の嫌な部分を相手に映し出した心理のことであり、ヤンキーがヤンキーを異常に意識してしまったり、オタクがオタクにライバル心を抱いてしまったりするのも、この同族嫌悪が関係しています。

嫌いなのに気になる存在であるのは、そもそも自分とキャラや人間性が似ているからであり、受け入れられない現実などを相手に投影したことによって、受け入れられない自分と同じ人間が出来上がるため、嫌いになってしまうのです。

こうした投影によって作り出された存在が、とても疎ましく感じてしまうことと、自分と似たキャラや人間性などがより意識を強め、嫌いなのに気になる存在となってしまっているのかもしれません。

一度他人が思うあなたのイメージと、嫌いなのに気になる相手のイメージを重ね合わせてみると、同族嫌悪であるかどうかの確認ができます。

 

あまり深刻になる必要もない

いかがだったでしょうか。

人は誰でも一人くらいは苦手な人や嫌いな人がいるもので、矛盾する気持ちを抱くことも決して珍しいことではありません。

気になるのであれば、「不思議だな〜」くらいの感覚で過ごしておけば、やがて相手の評価が変わることもあるため、意識することは仕方がないことだくらいの気持ちで、深刻になる必要はないのです。

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