女の望みに応える男が必ずしもいい男ではない
男性のロマンの究極は凄いものがある。
どこに寝ても泊まっても、途中駅というのが本音のところで、対して女性は常にどこかで終着駅を求めて旅をする。
したがって女性の旅行は巣を引きずっていくだけなのだ。
女性の甘えを聞いてくれるのが男性の優しさじゃない。
むしろ、女性の甘えを叱ってくれる男性が、男性の真の優しさだということを知ってもらいたい。
よく女性たちから聞く言葉に、「電話くらいかけてくれたっていいじゃない。愛情がない証拠だわ」というのがありますね。
でも男性は、どんなに惚れていようと四六時中、女性のことを考えている生き物ではないのです。
私は、基本的に電話好きの男性は敬遠します。
なぜならマメに電話をするタイプの男性というのは、ほかの女性に対してもマメだと思っていいでしょう。
つまりは八方美人。
自分が相手に対して関心のあるときは電話をするけど、それが覚めれば、バッタリ。
関心と愛情はちがうことを知っておくべきです。
とかく女性たちは自分の誕生日を覚えていてくれるとか、何かの記念日を忘れないでいる男性を優しいと思ってしまいます。
でも恋愛経験が豊富な年配の方にいわせれば、そんなのロクな男じゃないと言います。
小さなことを細々と気にしているような男性や、ただ相手にアピールするやさしさを振りまく男性は、どこか暖昧な人生を生きていると思います。
同じ優しさのウソという意味なら、こちらの要求することをすべてきいてくれるような人はダメ。
しっかりした自分の意志を持ってなくて、ただ、優柔不断なだけです。
意志を持った男性なら、五つの要求したことのうち、少なくとも二つは落すでしょう。
男と女の意志がまったく重なり合うなどということはあり得ないのですから。
いい男性はいい意味で、女性を差別している。
プライドを持った男性は常に女性を距離感を持って眺め、強い男性は女性を「所詮女じゃないか」といいながらも、優しく抱きしめてくれるのだ。
そもそも男性の魅力度というのはどこでわかるのだろう。
それは女性の眼が平板にキャッチするものでもなければ、頭で計るものでもない。
うすい度膚一枚下の情感が呼びよせる、切ない女の嘆覚である。
いい男というのはいい匂いがする。
その匂いはクールでシックで甘くて辛い。
愛しさのあまり抱きよせていくら貧り食っても腹八分め、食べて食べ飽きず、見て見飽きない。
男性の親切とは、女性に追っかけさせるスキを作ってやることなんですよ。
男性というのはわりと妥協しやすくて、性格が合うとか、体の相性が合うとかで結婚しちゃうものです。
やっぱり魅力的な男なんていうのは、私なんかから見たら、女性との距離感をきちんと知っている男性です。
男と女のどうにもならない部分のすれ違いを知っている男性が、やっぱりすごく魅力的な男といえるでしょう。
プレイボーイの最もプレイボーイの特徴といえることは、当人が決してそう思っていないという点である。
男性は、肉体的にかかわった女性はどんどん忘れていくけど、精神的にかかわった女性は忘れない。
男性は仕事が順調なときはオスの能力をたしかめたくなる。
男性が歌をうたうのは、何かたまってきたものを吐き出す一つの方法。
男性というのは女性の顔をキャンパスにして、自分なりの筆で色や線をかき加えられる。
そういう余裕のある女性の顔が好きとみえる。
つまり他人の手で出来上がった完成品はダメ。
女性が自分で作り上げた顔なんでものは、もっと気色がわるいとか、いい男を選ぼうと思えば、いい車をみつけるチェックに便乗すればいいのだ。
丈夫で長持ちすること。
事故のときの安全性。
スピードが出ること。
しかもブレーキがきくこと。
さほど年式に関係のないこと。(ある程度のスタンダード性)
居住性がいいこと。
燃料をくわないこと。
男性のプライドはコンプレックスから自惚れと過信に変わり、女性の愛情は、未練にすり変わる。
お金を持ってるか、貧乏かということではなくて、お金に対する姿勢と温かい心で、その男性が豊かかどうかがわかると思う。
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