男の過去は勲章でも女の過去は烙印にしかならない
女性は洋服を着ているときばかりでなく、脱いだときにもっと惚れられたいと願う、いじらしくも可愛らしい見えっぱりなところがあります。
男性と違って、女性は男性を知れば知るほど、だらない男性を選んでしまうのが女性の業というやつ。
許して甘くなる女性より、許して辛くなる女性の方が、男性にとってははるかに魅力的なんじゃないかと思います。
極論で言っちゃうと、惚れた男性をみる眼というのは、どんな女性にも無いに等しいのです。
恋のベテランでも、惚れぬいた男性には悪女になりきれないのと同じです。
女性は、はなから好意を感じない男性に対しては、最後まで感じないという特色を持っているので、どう口説かれようと平行線をたどる傾向があります。
この点、女性に迫られると、多少気に食わなかろうが何だろうが、ちょっとした好意が湧いてくる男性とは、大いに差のあるところだ。
実は、女性が一番いいと思う顔は好きになった男の顔である。
男性を捕らえるだけなら悪女がいい。
男性んを振り回すだけなら魔女がいい。
しかし、男性をあなたのもとへと踏ん切らせるには、善女でなくてはだめなのです。
好きで好きでしかたのなかった男性なのに、ある日突然、そのひとのものの食べ方がイヤになる、ということがあります。
それは、その人自体が嫌いになる前兆だと思います。
いくら女性上位恋愛といったところで、悲しい女性の幸せなんて、連れ添う男性によって、90パーセント以上決められてしまうのがこの世の現実。
だから、見当違いな女性の強さを主張して云々するよりも、もう少し男性を観る眼、選ぶ眼を養うことが必要です。
女性というのはやはり自分だけの男性がいい。
抱いて寝てくれた男性が愛しい。
私のなかの女性の部分を認め、男性としてふるまってくれる男性が好きだ。
女性は男性みたいに物理的にというか、感覚ではすっぽりと選べないのです。
けれどそれ故に、逆に心情的に女性は惚れたがります。
そして、全て一瞬忘れさせてくれるような男性を、求めてしまうのです。
女性はいくつになっても、遊びは重ねられでも恋は重ねられない。
気持ちだけで寝た男性と女性の仲は、いい形で意外に長続きしてゆくものなのである。
女性というのは、死ぬほどいい思いをさせてくれた相手のみに対しては、一種の尊厳と感謝する。
それと先にロマンと望みのある相手と。
女心のベースにはいつも「弱者の論理」がチラチラと顔を出す。
それは男性の「勝者、敗者の論理」とはまたまるでちがうもの。
弱くてあたりまえというより、弱い方がいい、弱い方が素敵という不戦勝の逃げ場である。
女の育ちと本性本音と現在値が、あからさまに見え透く場所があって、それは風の入りかたに尽きると思うのである。
女性は風呂に入らせてみて、男性は思いっきり酒を飲ませてみて、はじめて本人がわかる。
女性というきわめて生理的な生物は、まず男性に会ってその瞬間の匂いで、好いたらしい男性かどうかを決めてしまう直感的な部分がある。
女性の過去は勲章かただの出来事でも、女性の過去は熔印にしかならない。
女性というのは実にマカ不思議です。
男性がすっかり興味を失う時期になってから、なぜか行動に出ることがあります。
女性ってどうしてこうやきもちのやきかたが下手なんだろ。
気違いみたいな行動になることが多い。
男性にしてみればそのどちらも嫌なのに。
女性は、惚れてもいない相手に惚れたふりをすることくらい、朝飯まえでやってのけるけど、惚れた相手に冷たいそぶりをすることなど、実はできない生き物なのかもしれない。
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