美人をつくるのにメスはいりません
美人をつくるために、必ずしも整形手術は必要ではない。
肝心なのは自己像だ。
不美人から美人へと変わるには、もはやメス(整形のこと)は要らないだろう。
あの有名なマルツ博士も、 最後はそういう結論に達しています。
こうして博士は、 美容整形 外科医をやめて心理学者に転身します。
自己像形成の研究として、人間が頭の中に思い浮かべるイメージがカラダの上にどんな変化を与えるかという実験を繰り返していくのです。
そして遂には、サイコサイバネティックス理論というものを確立していきます。
サイコサイバネティックス理論について、簡単に説明しておきましょう。
ひと言で言うなら、意識がカラダに及ぼす影響を解き明かした理論です。
この理論が登場する以前は、脳とカラダはまるで別のものとして、切り離されて考えられていました。
しかし、脳とカラダの働きは無関係ではない、むしろ互いに強く影響しあって連動している、脳のホルモンバランスが変わると思考や感情の流れも変わる、カラダの上にも変化が起こる、とするものです。
そして、このサイコサイバネティックス理論がきっかけとなり、脳内ホルモンの研究がさかんに行なわれるようになりました。
それを受けて、イメージトレーニングの方法も次々と生み出されていきました。
この「脳内ホルモン」や「イメージトレーニング」というものは、自己像をつくり変える際にとても重要なキーワードとなります。
脳内ホルモンのバランス次第で思考や感情、イメージする内容もガラリと変わってしまうからです。
また、自己像とは具体的なイメージや思い込みが寄り集まってつくられています。
そのイメージや思い込みの内容を自在にコントロールするイメージトレーニングの訓練を積むと、自分にとって不必要な悪い思い込みを消し去り、いい思い込みだけを育てていくことができるようになります。
不美人は、人の幸せを捨てる絶対悪です
ところで、あなたは「脳内ホルモンのバランスは自力で変えることができる」と知っていましたか。
また、「イメージの力を使って古い自己像を脱ぎ捨てることができる。新しい自己像を選びなおせる」ということを知っていましたか。
これを知らないために、どれほどの女性が大きな損をしていることでしょう。
「自己像って、 いつの間にか自分の頭の中に染みついてしまったものでしょ。今さら自分の力だけで変えられない」
「美容整形とか、何か大きな出来事を体験しなければ、そう簡単に意識が変わるものじゃない」
ほとんどの人がそう決めてかかっているようですが、 ハッキリ言ってそれは間違いです。
「私は美人」という自己像は、あなた自身が選ぶものです。
一度選んだ古い自己像も、 いつでも新しく選びなおすことができます。
「自己像は選択できる」という考えを持たないために、多くの人は、何か好ましくない現実に直面していても、人生を方向転換できずにいるのです。
「美人をつくるために、必ずしも整形手術は必要ではない。不美人から美人へと自己像を変えるには、もはやメスは要らないのだ」とマルツ博士も結論づけました。
では、メスの代わりに何が必要なのかというと、それはイメージの力、つまり想像力です。
毎日鏡を見るのも大事ですが、自分は可愛い・美女だとイメージしてみてください。
必ず周りがあなたを見る目は変わっているでしょう。
また、美女や可愛い女子は自信家です。
可愛くなりたいのであれば、自信を持つことは絶対に必要なのです。
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