機嫌よく、くつろいでいる脳が幸せを呼びます
いきなりですが、自律神経系を味方につけることで、人生においてダンゼン有利です。
何事も相手の特徴をよくつかんで接していくと、とてもスムーズに事が運ぶのです。
何がどうスムーズに運ぶのか、順を追ってリストアップしてみますよ。
〈自律神経系と仲良くすると、こんな変化が起こる〉
不安や緊張を解き、リラックスできる。
心身ともに快調になる。
だから自分が大好きになり、絶対的な自信が湧き起こる。
そして、容姿コンプレックスから抜け出せる。
すると、脳の働きを邪魔するものがなくなり、想像イメージが広がっていく。
心の中に最高の自分イメージを描けるようになる。
それにつれて、すべての価値観や人生観が変わる。
本当にやりたいこと、夢が見つかる。
これはつまり、脳の「成功スイッチ」がオンになった状態です。
「シンデレラ遺伝子」も目覚めて動きだしています。
さあそれでは、自律神経系の4大特徴を教えましょう。
(1) 自律神経系は、不眠不休で働いている。
(2〉自律神経系は、現実と想像の区別がつかない。
(3) 自律神経系は、時間や空間の区別がつかない。
(4〉自律神経系は、「誰が」という人称を解さない。
4つの特徴に共通しているのは、自律神経系は本来、人間の意志を受けつけずに生体コントロールを行なっているということです。
その証拠に、夜眠るときは心臓を止めて休んでいる、という人はいますか?
私は自分で体温調節している、なんて人もひとりとしていません。
私たちが起きていても眠っていても、また、意識するしないに関係なく、心臓は休むことなく鼓動しています。
そして、全身の血液を循環させています。
また、絶えず呼吸をして肺に酸素を取り込んでいます。
こうしてカラダは常にお度から訂度の体温を保っています。
何かものを食べると、食べた量に応じて胃酸や酵素が分泌され、分解・吸収や再合成が行なわれます。
食べた本人が何を食べたか忘れていても、カラダのほうはきちんと処理してくれます。
こういうカラダの中の生化学反応は、 1秒間に数千万固から数億四も行なわれています。
すべては、自律神経系が不眠不休で働いているからです。
自律神経系は働き者ですから、いつもせっせと、頭とカラダをつなげる作業も行なっています。
たとえば、悲しいことや苦しいことを想像していると、ただちに不安や心配を昔痛としてカラダの上にあらわします。
呼吸が苦しくなる、胃が痛くなる、顔色が悪くなる、という症状を引き起こすのです。
これは、自律神経系は現実と想像の区別がつかないためです。
3年先や5年先のことを心配していても、時間や空間の区別がつかないため、今まさにこの場で、その心配事が現実に起こっているかのように、現在形でカラダの反応を引き起こします。
カラダは一瞬にして過去や未来の場面へ行ってしまうのです。
また、自分以外の誰かについて誉めたり、けなしたり、感動した映画や本について語っているときも、自律神経系は、すべて言葉を発した当人のこととして受けとめます。
「私が、あなたが、誰それが」という人称を解さずに、いつも自分自身が主人公になっています。
こういう特徴を逆手にとって、自律神経系と仲良くしていけばいいのです。
早速、誰でも簡単にできることから始めてみましょう。
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