共働きでの家事分担というのは、やり方次第ではとてもスムーズに事が進みます。
しかし、一歩やり方を間違えてしまえば、離婚という最悪の自体になることもあるのです。
今回は、そんな共働きの家事分担に関して。
上手な家事分担のコツをご紹介していきましょう。
「決まり事」にこだわらない人が、思いやりを出せる
家庭のことでも仕事のことでも、共同作業となると「これは誰の分担」「誰の責任」といったルールを決めていても、うまくいかないことが往々にしてありうる。
ある夫婦は、毎朝のゴミ出しは旦那の役目と決めていました。
ある朝、連日の残業が響いて寝過ごしてしまった旦那は、ゴミをまとめる時間の余裕もなく、出勤していったのです。
旦那が出勤した後、目を覚ました妻はゴミがそのままになっているのを見て、機嫌が悪くなる。
その夜、旦那が帰宅すると早速グチをこぼした。
「今日、ゴミ出していかなかったでしょう。おかげで子どもを幼稚園に送っていくのが遅れそうになったわよ」
自分を責めるような妻の口調にムッとした旦那はこう言い返すのです。
「そうはいっても、俺だって大事な会議に遅刻しそうだつたんだ。だいたい、君は僕より遅くまで寝ているんだから、ゴミを出したっていいだろう」
「何よその言い方。ゴミを出すのはあなたの役目だって二人で決めたんでしょ。今さら無責任なこといわないでよ」
「二人で決めたって?君が強引に僕に押しつけただけじゃないか」
経緯はどうであれ、いったん決めたルールを守らなかった旦那が悪いということになるだろう。
しかし夫婦の間ではどちらがよい、悪いを決めることより、どうすればお互いに気持ちよくやっていけるのかを考えることが重要のはずです。
あなたはこれ、私はこれと、きっちり役割を分担することは、一見公平で隙がが無いように見えます。
しかし、長い共同生活ともなると、そのルール通りに物事が運ばないこともしばしば起こりうるのです。
何より問題なのは、ルールを決めることによって「これは相手がやって当たり前」という気持ちになってしまうことだろう。
もし、「ゴミ出しは基本的に旦那の仕事。でも、難しいときは妻も手伝う」
というゆるやかな決め事であれば、このような言い争いは起こらなかったのではないでしょうか。
旦那は自分の代わりにゴミを出してくれた妻に対して、素直に「ありがとう」という感謝の念を抱いただろうし、妻も自分が忙しいときに、夫に自分の仕事を頼みやすい。
要は、「ルールだから」「決まったことだから」でなく、相手への思いやりで臨機応変に動けるかどうかが大事なんです。
ルールや決まり事に縛られず、うまく妥協することが、互いに思いやりを抱ける間柄につながることにもなるのだ。
家事分担が上手くできている夫婦はストレスも少ない
今の世の中を生きていると、必ずストレスと向き合わなければいけません。
しかし、家事分担が上手にできている家庭というのは、ストレスが少ないというデータがあります。
これはやはり、お互いがお互いを支えあって、100%使う力を分担できる事にあります。
特に今の時代は、共働きの家庭が多いので、旦那と妻の協力なしには、円満夫婦という夫婦生活を送るのは難しいでしょう。
離婚する夫婦というのは、価値観の違いなどを理由にしますが、実は離婚するほとんどの理由に、旦那と妻の協力が出来ていないことが原因なのです。
旦那も妻も、夫婦円満の本を購入したり、お互いが一緒に夫婦円満の知識を勉強したり。
こういった行動ができていれば、離婚という最悪の結果に繋がることは、本当に少なくなるはずなのです。
そこで、離婚する夫婦の典型的なパターンの、喧嘩について。
夫婦喧嘩を無くすことは難しいですが、夫婦喧嘩のあるコツを知っておくことで、不仲な関係を防げる、又は改善できます。
そんな夫婦喧嘩のあるコツに関しては、次のページでご紹介していくことにしましょう。
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