感謝の気持ちがある人は、人から好かれたり、成功者になる人、なんて言われますが、そんな感謝の気持ちを伝える時に重要なこととは、一体どのような事なのでしょうか?
今回は、そんな疑問を一瞬で解消できる、感謝の気持ちを伝える言葉のコツに関して、詳しくご紹介しようと思います。
「ありがとう」には「心」を添えて伝えよう
「ありがとう」は、人と人とが、温かく結ばれていくための言葉の一つです。
ですが、相手に上辺だけのありがとうと思われない為には、きちんと相手の心の中まで届く必要があります。
そんな、心の奥にまで届ける方法ですが、「ありがとう」という言葉に、その人の「心」をつけ添えておくという「小技」が必要なのです。
例えば、「あなた、今日お誕生日でしょう。これプレゼントよ」と奥さんが、仕事から帰った夫にネクタイを渡したとしましょう。
夫は「ありがとう」 というが、さてそこからです。
ここで、「ありがとう」だけで終わらせるのは、あまりにもったいない。
先手をうって、もらったネクタイの趣味の良さを、きちんと褒めようではないですか。
本心では「多少派手かな?この柄は」と思ったとしてもです。
それを、「ありがとう」だけですまそうとするから、「それで、どう?気に入った?」と、奥さんに先手を取られ、「うん、まあ…」と、いいかげんな返事をしてしまいがちです。
こうなると、奥さんは不満そうな顔になって、「まあ、なんなのよ?」「今、ちょっと考え事をしているんだよ。邪魔しないでくれよ」「なによ、そのいい方。せっかくプレゼントしたのに」と、まあここから先は解説不要でしょう。
「ありがとう」と、お礼の言葉はいっても、もらったものへの感想や印象を具体的に言う人は意外に少ないのではないでしょうか。
ネクタイをもらって、どう嬉しかったのか、食事をおごってもらって何がおいしかったのか、舞台の鑑賞券を送られてどう楽しかったのか?
そこが大切なのです。
それが「ありがとう」のひと言だけで終わってしまうと、人間はなにか物足りない感じになるものらしい。
「ありがとう」は、誰でもいえる言葉です。ロボットでも。
しかし、具体的に、嬉しい、おいしい、楽しい。
もちろん、あるときは、つまらない、まずい、といったことにもなるのかもしれませんが、それは「その人」にしか言えない、その人ならではの「思い」なのです。
人が求めているのは、具体的な感想なのかもしれません。
感謝の気持ちを伝えたいなら、場所とタイミングが一番大事
あなたが感謝の気持ちを心から伝えたいのであれば、「場所」と「タイミング」を大事にしてください。
言葉は、あなたが思ったことを素直に言えばいい。
しかし、場所とタイミングを間違えると、その言葉の威力が半減することがあります。
例えば、嫌悪なムードの時に感謝の気持を伝えたとしても、それは逆効果となる事が想定できますよね。
感謝の気持ちを言葉で表す時は、相手が好きなことをしている時や、笑顔の時に、言葉でしっかりと伝えましょう。
女性は言葉に出して伝えて欲しい、という願望がどこかにあります。
しかし、実はこれは男性も同じです。
男性の場合は、照れくさいだけであって、本心は言葉で言ってもらうと、嬉しいものです。
感謝の気持ちは行動ではなくて言葉できちんと伝える。
ここも忘れずにしっかりと意識しておいてくださいね。
また、感謝の気持ちがある人というのは、モテるとよく言われますよね。
次のページでは、なぜ感謝の気持ちがある人がモテるのかについて、詳しくご説明していこうかと思います。
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