どうしよう…
今、付き合うべきか?付き合わないべきか?とっても迷っています。
これは大事なことだと思うのですが、こんな大事なことに迷った時には、どうすればいいのでしょうか?
今回は、付き合うか付き合わないか決められない人へ、迷いを吹っ切るコツに関してご紹介するとしましょう。
迷いを吹っ切るコツは、さんざん迷うこと
迷ってしまって、いつまでも決断できないという人がいます。
こんな人は、いつも「迷い」に「とらわれ」ているのです。
私の知り合いのある若い女性は、今つき合っている人と結婚しようかどうか迷っている。
彼から、今月中にもプロポーズの答えを出してほしいと迫られるし、自分としてもズルズルと答えを引き延ばすのは申し訳ないから、早く迷いを吹っ切って決断しなければと思うのだが、そう思うとますます迷い答えを出せなくなってしまう…と彼女はいうのだが、人間とはそういうものです。
迷いを吹っ切ろうと思うこと自体が、迷いへの「とらわれ」であり、だから吹っ切ろう、吹っ切ろうと焦れば焦るほど、迷いへの「とらわれ」に縛られる結果となって、答えを出せなくなる。
こういう場合は、「とらわれ」と「共存」することを考えるほうがいいでしょう。
例えば、次のような考え方をしてみましょう。
「結婚について迷うのは当たり前のことです」
「お母さんも、お姉さんも、結婚に際しては迷ったのだ」
「だから自分も、結婚のことで迷ってたっていいのだ」
「迷いを吹っ切ろう」と思うのではなく、「迷う自分」をやさしく受け入れてあげるということ。
「迷う自分」を許してあげること。
そして相手にも、許してもらうこと。
決断できないときは、決断できるときがやってくるまで、待ってもらうしかないのではないでしょうか。
「迷っていること」を正直に相手に伝えてみても一つのいい方法です。
またこれは、結婚にかぎったことでもありません。
イエスかノーか、前進するか後戻りするか、右へいくか左へいくか…
人生には二者択一を迫られる場面はいくらもあります。
そもそもこういうときに、 迷わない人の方がおかしいのです。
迷ってもいい。
十分に迷うこと。
確かに「いついつまでに」と決断の期限が設けられている場合もあるでしょうが、あまり急速にエイヤッと決断しようと思わないことが「迷いから抜け出す」コツとなります。
迷いと共存し、「とらわれ」から解放されていけば、やがて自然に「こうしよう」と決断がついてくるものです。
さんざん迷ったあげくに決断したことの方が後悔はしないもの。
ある行動学の専門家によると、迷っているのに、その気持ちを押し隠して、エイヤッとやってしまうことが後悔の元となる事が多いようです。
付き合ってみてすぐに別れるというのもアリ
どうしても答えが出ないときは、一度付き合ってみるというのもアリです。
とりあえず付き合ってみると、一週間ほどするとあなたの中で答えは出ているでしょう。
そこで、「やっぱり好きになれない」と思うのでしたら、その気持ちを正直に言ってしまえばいいのです。
相手に対して罪悪感を覚えるかもしれませんが、相手もいつかは振られるかもしれないということを踏まえてに、付き合っているはずです。
それに、好きでもないのに付き合っている方が、よっぽど罪悪感がわくと思いますよ。
偽りの愛や好きという言葉ほど、相手を傷つかせ、悲しませることはないのです。
浮気された人が最も傷つくのと同じように。
関連記事
この記事へのコメントはありません。