優しすぎる人は人生損することが多い、なんて言われることもあり、優しすぎるというのもいい事ばかりではないようです。
今回はそんな優しすぎる人に関して。
特徴と優しすぎる人が抱えている心の闇についてご紹介しようかと思います。
優しすぎる人に多い共通点と特徴
1.相手の気持ちばかり考えている
優しすぎる人というのは、常に相手の気持ちを考えています。
何をするにも、自分の気持ちよりも相手の気持ちを考えて優先する。
とにかく相手が一番したいことや、されたいことを考えて常に行動している人です。
2.自分が損しても、相手が喜んでくれるならそれでいい
例え自分が大損をしようと、相手が得したり喜んでくれるのであれば、それで心が満たされる人は優しすぎる人です。
とにかく相手優先で、自分は嫌な思いをしても別に構わないという思いが強いようです。
また、自分が後々嫌な目に合っても、相手には伝えないようにする気遣いなども出来る人が多いようです。
3.とにかく断れない
相手が傷つくかもしれないという思いから、断れない性格の人が多いようです。
損することが多いと言われる原因は、この性格が問題なのでしょう。
4.どんなことに対しても前向きでプラスに考える
例え友達に裏切られたとしても、優しすぎる人はいい方向にとらえます。
「きっと何か理由がある」や「相手も苦しんだ末の選択」というように、決して相手を悪く思う事はありません。
5.とにかく真面目
優しすぎる人はとにかく真面目な性格の人が多いようです。
真面目だからこそ、自分の利益など捨てて、相手に尽くせるというわけです。
こういった性格の人が犯罪を犯す確率は、ほぼ0に近いとも言われています。
優しすぎる人のデメリット。心の闇【実は、優しすぎる人は傷つくことが多い】
人間とは不思議なもので、内心「なんだあいつ!気に食わないヤツ」と思っている相手とは、実際は喧嘩は起こらないものです。
これは、普段から一種の防衛本能が働いていて、正面衝突しないように言葉を選んだり、やかな雰囲気を心がける努力をするからです。
例えば、自動車の大事故というのは、いかにも危険な道よりも、平坦な直線道で起こりやすいのです。
「どうしてこんなところで事故が起こるのかしら?」というような場所で起こります。
しかし、危険な道は細心の注意を払いながら車を運転するから大事故にはつながりません。
本当に危険なのは、ほっと安心して気がゆるんだときなのです。
人と人との関係も、それと似ています。
収拾不可能なほどの大喧嘩が勃発するのは、むしろ「仲のいい友だち」の方でしょう。
そしてもうひとつ。
「なによりも好きなのは、人に尽くすこと。人が幸せそうに笑っているところを見ているだけで、私は満足」という、いわばか「天使」のような「人に尽す人」「人に優しい人」ほど、人と人との関係で心のトラブルをかかえこむことが多いようです。
こういう人は、他人の心のうちを鋭敏に読み取って、人のためになにかをすることに細心の注意をはらう。
しかし、その行き過ぎた「繊細さ」がアダとなることもあるのです。
相手に喜ばれているうちはまだいい。
自分の善意が伝わり、感謝されているうちは、本人も満足なのです。
しかし、相手がなんのお礼もいわない「非常識な人」であったり、親切を親切と感じ取れない「鈍感な人」であったりすると、この人の心は微妙に揺れ動き始める。
「私のしたことが、いけなかったのかしら?」
「余計なことをして、怒らせてしまったのかしら?」 と悩み始める。
優しい心ほど傷つきうやすいということです。
そして、ずたずたに傷ついたあとに、自分を「傷つけた」相手を加害者のように思い、心の中に「恨み」をかかえているケースも多いものです。
人への善意、やさしい気配りは、喜ばれたら「もうけ物」ぐらいの、いわば宝くじを買うときのような気持ちですることが大事です。
これは、自分のためにである。
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