欲張りな人ほどなんでも欲しがり、人がすることにいちいち反応し、すぐに羨ましがりがちです。
人間は欲の塊で出来ていますが、欲張りな人は、なぜ他の人よりも欲が凄いのでしょうか?
今回はそんな欲張りな人の不思議な心理について。
欲張りな人の性格の特徴なども参考に、心理状況と直し方をご紹介しようと思います。
人の顔を見ていても「もの足りなさ」は埋まらない | 欲深い人の心理はここにある!
他人が持っているものは、なんでも自分のものにしたがる人がいます。
最新式の釣り竿を、「これいいだろう。高かったんだ」とでも自慢されようものなら、その人は自分もほしくてたまらなくなり、釣具店に急行して同じものを入手してくる。
そんな人は、あなたの周りにいないでしょうか。
知り合いにブランド物の時計を自慢されれば、そそくさと時計店へ走り、知り合いにかわいらしい恋人ができたと聞けば、「俺も」と恋人作りをする。
しかし、いったん手に入れると、なぜかせっかく買った釣竿は「これやるよ」と人に譲り、ブランドの時計は一度も腕にはめてみないまま質屋に預け、恋人にも「もう終わりだね」などという。
こんな「他人が持っているものは、なんでも自分のものにしたがる」人たちの特徴の一つに「飽き性」があります。
この人たちは、ある一面では非常に「欲張り」で、「欲しい」という欲求が強い。
しかし、この人たちには「何が欲しいの分からない」という、もうひとつの一面もあって、心の中はいつも忙しいのです。
「俺には、何かやらなければならないことがある」という強い使命感を持ちながら、「一体何をしていいか分からない」という人たちです。
だからとりあえず、人が所有して幸福そうにしているものがあれば、自分もそれを獲得すれば、同じように幸福な気持ちを得られるのではないかと信じる。
しかし、この人たちの心は、どんなものを得ようともそれで充たされることなどないのです。
欲張り癖を直すには、まずは他人の顔色をうかがうよりも、自分の心の中をよく観察して、自分の「真の欲求」を探してみてはどうか。
同時に、あまり欲張らないこと。
今自分が持っているもの、今生きている場所が、例え陳腐で平凡なものであろうとも、それに満足する心を養うこと。
陳腐さ平凡さの中にも、見つけようと思えば、さまざまな宝石がちりばめられている。
いや、それは今は石かもしれないが、磨いていけば輝きはじめるのです。
そうなれば、自然に「もの足りない」心も安らぎに充たされるのではないでしょうか。
要注意!欲張りな人にいい評価は下されない!?
欲張りな人というのは、欲張りでない人よりも、評価が低い傾向にあるというのをご存知でしょうか?
人は見た目が大事なのは間違いありませんが、職場では見た目なんて何の意味もありません。
長い時間と長い月日をともに過ごしていると、だんだんと素の性格が分かってきます。
つまり、職場では必ず性格がいい人が好かれ、性格が悪い人が嫌われるのです。
欲深い人の性格が悪いとことはありませんが、日本人は人の目を気にする国民性があります。
つまり、人と違う一面を持っている人に対して、少し嫌な目で見がちなのが日本人の性格の特徴でもあるのです。
日本人が、欲深い国民性だった場合は、逆に欲深くない人は、変な目で見られるということですね。
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