気分屋な人というのは、周りの空気を変える力があり、また上機嫌な時の明るさから能天気にさえ見えます。
今回はそんな気分屋な性格の共通点やメリットデメリットに関して、詳しくご紹介しようと思います。
実は気分屋な人ほど、「信頼感」にどこか欠けているのです。
気分屋の最大のメリット|上機嫌な時の楽しませる能力
気分屋の最大のメリットといえば、やはり場を和ます明るさや、上機嫌な時の周りを楽しませる力でしょう。
気分屋の性格の人がやる気になればなるほど、その場の雰囲気はよくなります。
ムードメーカーな人が多く、人から好かれやすいという特徴もあります。
気分屋な性格の人が上機嫌な時ほど、見ていて元気をもらえることはありません。
また、気分が乗った時の集中力や、行動力の凄さには驚かされます。
普段は適当な一面も多々見られますが、勝負どころの集中力は素晴らしいものがあります。
特にB型に気分屋は多いですが、グループ行動の際には、気分屋な性格が一人いてるだけでも、驚くほど笑顔や笑う回数も変わってくるというデータもあるほど、ムードメーカーなのです。
「明るい性格の人」の困った一面|なぜ明るい性格に気分屋が多いのか?
「明るい性格」「暗い性格」などと、人は性格を分類したがります。
確かに、いつも活気にあふれた元気者、どんなことがあっても顔から陽気さを絶やさない人。
そんな「明るい性格の人」というのは、職場ではちょっとした清涼剤、スタミナドリンクのような存在になることが多いです。
仕事がうまくいかなくて落ち込んでいるとき、上司に叱られてシュンとしたとき、「明るい性格の人」が身近にいてくれるだけで、なんだか勇気づけられるし、落ち込みそうになる心を励まされもします。
逆に、梅雨時の空のようなじとじとした雰囲気の人が近くにいれば、自分の心までじとじとしてきそうです。
じとじとした気分で仕事をすれば、「よくないこと」も起こりそうな予感もしてくる。
いや実際に「よくないこと」が起こったときは、必ずじとじとした雰囲気が生まれ、そしてまた「よくないこと」が起こり、また雰囲気が悪くなり…
そのような悪循環を繰り返すのが、「暗い性格の人」が君臨する職場なのではないでしょうか。
しかしここでは、「明るい性格の人」にも、困った一面があることを述べておきましょう。
というのも「明るい性格の人」というのは往々にして、「気分屋さん」である場合が多いのです。
楽しいことには、人一倍に熱中するが、あきてしまったり、つらい状況になると、後先も考えずに放り出し、次のまた「楽しいこと」へと身をひるがえす。
ひとつのことを最後までやる抜くという、根気強さに欠けているのも、この「明るい性格の人」の、もうひとつの隠れた性格なのです。
確かにこの人生、楽しいことばかりに満ち溢れていればいいのですが、ときには苦しいことだってあります。
それが「仕事」であれば、なおさらのことです。
また、苦しいこと、つらいことを経なければ、何かをやり遂げることはできません。
「楽しいことが好き」というのと、「ちゃらんぽらん」というのは、まったくちがうものです。
考えなければならないのは、その人の投げ出してしまったものの、その処理をされられる人の苦労です。
自分の処理をしている人に向かって、「なにそんなジメっとした顔をしているのよ。ポジティブにいこうよ。さあ笑って、スマイル、スマイル」などと能天気なことをいっていれば、その人は、人から「信頼」されることはないでしょう。
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