貢ぐ女と貢がない女とは、何が違って、心の中はどうなっているのでしょうか。
そもそもヒモ男と付き合っている本人は、「貢いでいる」と自覚しているとは限りません。
「気付いているけど認めたくない」「貢いでいると思っていない」その両者がいるのだと思われます。
実際のところ、その心の奥ではどんなことを思っているのでしょうか。
答えは、「貢いでいる」訳ではなくて、それは「愛」なのだと言いたい、そう信じたい女性達。
母性本能が働いて放っておくことが出来ない、頼まれれば甘えられれば嫌と言えない女性達。
そこにつけ込むヒモ男を突き放す勇気を持てるようにしたいものです。
「貢ぐ女の心理」はどうなってる?
周りは「貢いでいる」と思っていても、本人にその意識がない場合、気付かせることは難しいものです。
2人の間のことは当人同士にしか分からないからと、他人から指摘されても鼻で笑って取り合わない人も多いでしょう。
そこに愛があると信じ、自分の物は彼の物でもあるということが本人の喜びでもあり、それで満足しているのかも知れません。
貢ぐことだけに関わらず、
「自分は彼の役に立っていること」
「自分は彼に頼られていること」
「自分は彼にとって必要な人間であること」
そんなことが何より嬉しくて、どんどんのめり込んでいきます。
最初の頃は、それを純粋に受け止め喜べるのですが、時間が経ち、金額が大きくなり、尚且つそれが当たり前のようになっていくうちに、一抹の不安を感じるようになっていくのです。
心の中の一角に潜む、その不安を打ち消そうとしながらも打ち消すことが出来ず、それは静かに少しずつ膨らんでくるのです。
ターゲットになりやすい女性は?
恋愛経験の少ない女性がターゲットになりやすいという一方で、前回の恋愛で辛い失恋をしたような女性にも、貢いでしまうような一面を持っていることが多いものです。
前回の失恋の傷が完全にふさがっていない状態、もしくはトラウマになってしまっている状態での新しい恋愛。
傷が完全にふさがるのを待つのではなく、自分の手で無理やりふさいで自分の目からは見えないようにしてしまうのです。
自分の心の闇の部分を直視出来ないと、いつまでもそこから逃げるばかりで何の進歩もありません。
進歩がなければ、必ずまた同じことを繰り返し、その傷は自分の手ではふさぎきれない程に深く大きくなってしまいます。
新しい恋愛をすることが、心の傷を治す訳ではないのです。
「都合のいい女」になりがち
「今度だけは失いたくない」そんな思いだけが先走り、強くなっていきます。
人間というのは他人が同じことをやっているのを客観的に見ている時は、「それって貢いでいるんじゃないの」と言えるのに、自分のこととなると見えないものです。
見えないどころか、他人の目も言葉も届かない状態です。
また貢ぐ女性の共通点として、割と簡単に「同棲する」傾向があります。
一緒に住めない場合は、通い妻のようなことをやりたがります。
結婚願望が強いのも特徴で、相手の身の回りの世話や家事をするのが大好き。
彼の為に尽くすことを、生きがいのように感じています。
本人が好きでやっていることだから、進んでやりたがっていることだから、周りが止める必要はないのでしょう。
でもそれって結局は、「都合のいい女」でしかないというパターンになってしまいがちですよね。
自分にとってプラスなのか?
貢ぐ女と貢がない女の違いは、やっぱり自分のことを客観的に見ることが出来るかどうかということになるでしょう。
「今の私、他人からどう見られているのかな」
「彼の為にも自分の為にもプラスな恋愛になっているかな」
そんな感じで、自分が第三者になったつもりで自分を見てみることが必要です。
それが出来れば、かなり冷静な自分を保っている証拠です。
恋愛はお互いにとってプラスになっていることが大切。
そうは言っても感情のある生き物だから、理性では抑えきれない部分もあることは間違いありません。
でも時には冷静な自分に、自分自身を客観的に見てもらうことや、その上で軌道修正をする余力も残しておきたいものです。
家族や友人に「この人と付き合っています」と胸を張って言えないようでは、プラスの恋愛ではありません。
そして「貢ぐこと」が、本当に相手の為になっているのかを改めて考えるよう、周りにいる誰かが嫌われることを覚悟の上で忠告してあげることも大切です。
その時は一時的に疎遠になってしまうかも知れませんが、必ずいつかはその思いに気付くはずですから。
また、「男性が体目当てかどうかチェックする方法」もセットで読んでみましょう。
ヒモ男というのは都合のいい相手が大好きなので、お金と体目当てでくっついている可能性も十分に考えられます。
しっかりと見極める目を養い、ダメンズとはおさらばしたいものです。
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