口だけ男ほど女性から魅力的に思われない男性はいないのではないでしょうか。
非常に威勢はいいのですが、本人の本性を知り始めれば、あれ?と疑問に思い始める。
口だけ男に共通することは、初対面は非常に好印象ですが、三ヶ月、半年と年月が経っていくほど印象が下がっていくということです。
また自分という人間を客観的に見ることができずに、自分を過大評価しすぎているということも言えるでしょう。
そんな口だけ男の心理状況、そして簡単に見分ける方法についてチェックしていきましょう。
口だけ男の始まり~心理編
口だけ男になる人の多くは、まず自分の夢や野望との現実があまりにも違い、そのギャップが埋められずに自分をごまかしていることから始まります。
例えばお金持ちになりたい人の多くは、生活水準に憧れていたり、周りからちやほやされていることに憧れを抱く人がほとんどです。
自分が実現できなかったからこそ、そのギャップを埋めるために口だけ男になってしまうのです。
最初のうちは大げさに物事を言うことから始まり、自分が凄い人に見られたいがゆえにだんだんと人を小ばかにするようになってきます。
人を小ばかにすることで、自分の心に優越感を与えているのです。
また自分がいかにも凄い人間かということを他人に伝え、他人よりも上に立った気分に浸ることで、口だけ達者という癖がついてしまうのです。
徐々に快感になる~心理編第二部
先ほども少し触れましたが、優越感を覚えるとそれは快感になってしまい、慣れが来る頃には優越感を得るためだけに口だけな行為に走るようになってきます。
SNS等で大きなことを言って、周りからちやほやされるコメントが嬉しい。
またはブランド物を購入した自慢をして、周りから嫉妬されてんだろうな~と妄想するのが快感になる。
少し痛い人にも思えるかもしれませんが、人間というのは単純でやはり自分が大好きなのです。
虚言癖が身に付く~心理編第三部
第三部までくればもはや病気といっても過言ではありません。
虚言癖という病的表現がありますが、まさにこれに当てはまる人となってしまうのです。
こうなれば自分は特別な人間だとか、いつも注目を浴びているなどと勘違いが日常生活に染みつき、自信過剰な人間となってしまいます。
また嘘をつくことに抵抗もなくなりますから、日常会話で嘘をつかない日の方が少ないレベルとなるのです。
「口先ばかり」の人は内心バカにされている
何かにつけて口先ばかりで実践がともなわない人が世の中にはたくさんいます。
「あいつはさあ、顔はイケメンなんだけど女を落とすテクニックは無いのよね」といいつつ、自分は女性に見向きもされないで、ずっと恋人ができない男。
毎回こんな話を聞かされる人にとっては、口では言いませんが「はいはい。じゃあ一度でも周りが認めるような恋人作ってみなよ」などと、思っているのではないでしょうか。
「日本の経営者って、気骨ってものがない。俺が若い頃の社長ってのは、自分が日本を豊かにするんだっていう気概があったし、雇った社員はなんとか食わせてやるんだっていう心意気があったもんだが」と大声で吠えて酒をあおる課長もいる。
部下たちはしかたなくあいづちを打つものの、内心では「日本の経営者より、自分はどうなの?」と思っているのではないでしょうか。
無責任なことを平気でエラそうに語れるのは、自らの努力や力で目標を達成したり、大きな成果を獲得したことがないケースがほとんどです。
その分、現実の凄味を肌で感じた体験がない人とも言えるでしょう。
ですから、できるだけ近くの人に相手の評価を聞いてみる。
ましてやバカにされているような男である場合、間違いなくそれは口だけ男の可能性が非常に高くなるといえます。
実力者には実力者が寄ってくる
偉い人が言ったことの受け売り、想像、推測、はったり…
そんなものは、本当に実力がある人には全く通じないものです。
自分の地位や立場をいいことに、持論を展開するのはさぞ楽しいでしょう。
自分の考えがいかに的確であるか、素晴らしいことかを訴えるのも、快感をともなうものです。
しかし、持論に見合った行動をしなければ「たわごと」「きれごと」と思われでもしかたがないのです。
絵に書いた餅は食べられない。
ましてや、餅を見たことも食べたこともない人が描いた餅の絵を誰が信じるでしょうか。
エラそうなことを言うわけでもなく、自分できちんと餅をついて自分で食べ、それでも威張らずにいる…
そういう人の周りには、あちこちから人が集まってくる。
その人のついた餅がなんともいえず美味しいからに違いない。
口でいわなくても、見事な行動と成果は人を呼び寄せるのである。
つまり、その人の周りを見れば口だけ男かどうか?という判断基準は簡単にできてしまうのです。
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