亭主関白といえばひと昔のことのようにも思えますが、まだまだ亭主関白気質の男性は多いのが現状です。
最近では優しい旦那も多くなりましたが、人というのは結婚するまで化けの皮を隠しておくものです。
今回の記事では亭主関白の心理や行動パターンをご紹介しますので、男性の場合は自分自身、女性の場合は旦那、または恋人や父親が本当に亭主関白であるのかどうか?しっかりとチェックしていきましょう。
目次
亭主関白はわがままの代名調です
カミナリ親父とか、頑固親父と言われる人々が昔はよくいました。
短気であったり、筋を曲げることを潔しとしない男性陣のことです。
男性優位の社会が生み出したあだ名のようなもので、この社会が衰退するとともに、だんだんと姿を消しています。
まあ、消えて困るようなものでもないですよね。
そんな亭主関白ですが、何を称して亭主関白と言うのでしょうか?
ここで一つ、あなたの思う亭主関白が本当に亭主関白であるのか、ざっと挙げてみるので再確認してみましょう。
結婚後に見られがちな、亭主関白の行動パターン11個
・子供の教育は妻がするものだと言い張り、成績が下がると自分は関係なしと、文句だけはしっかり言う。
・家計のやり繰りなど面倒なことは全部押しつけて、お金が足りなくなると、やり繰りが下手だと文句を言う。
・自分は連絡もせず遅く帰ってくるのに、家に電話して妻がいないと不機嫌になる。
・機嫌が悪いと当たり散らす。
・妻や子供の話を聞こうとせず、自分が一番正しいと思っている。
・酔って平気で友人を連れてくる。
・接待が悪いと他人の前で妻を庭す。
・年とった親の介護を押しつけておいて、優しい言葉ひとつかけてくれない。
・妻の両親の悪口は言うけれど、自分の親のことを言われると怒りだす。
・嫌味を言ったり、ふてくされたりしてみせて、家族を自分の思い通りに動かそうとする。
・妻や子に説教することと自分がやっていることが全然違う。
このような特徴をまとめてみると、わがままだという1つの共通点が浮上します。
もしも亭主関白気質の彼氏がいるのであれば、結婚後はこんな行動パターンがよく見られるという覚悟を持っておく必要がありそうです。
亭主関白の心理~隠された秘密7個
次に亭主関白の心理をざっと挙げてみましょう。
・男と女という固定概念が強い
・妻(彼女)に対して、他人の前で命令することで、自分の立場の強さを主張している
・感謝ではなく、当たり前の気持ちが強い
・その代わりに、自分も当たり前のようにやっている(仕事など)という気持ちが強い
・その日の気分で物事の良し悪しが変わる
・頼む=素の自分をさらけ出し、甘えているとも考えられる
・外でぺこぺこしているので、家に着くと解放感から威張ってしまう
上記のような心理状況が考えられます。
亭主関白な人と上手に付き合っていきたいのであれば、亭主関白な人の考え方というのも知っておくことで、今後の付き合いが円滑に進んでいくことは間違いありません。
昔の亭主関白と今の亭主関白の大きな違い
そんな亭主関白ですが、昔の筋金入りの亭主関白と比べると、器が小さくなっているそうです。
良い悪いを抜きにして言えば、かつて大家族を維持するためには、家族全員を一声でまとめあげる、威厳のようなものが必要でした。
家族もそれを期待し、何より本人がそういうものを身につけようと努力したものです。
社会に共通の規範があり、手本になるような生き方もありました。
今のように、家族ごとに規範があっていいという自由な時代ではなかったのです。
そんな亭主関白を支えていたものが全部と言っていいほどなくなり、威厳が権威の幻影となって残っているのが現代の亭主関白気質なのでしょう。
女性は観察力が鋭いので、言っていることとやっていることが全然違うとか、嫌なことを押しつけて、いいとこだけを取ろうとしているなどと、痛いところをずばりと突ける能力に長けています。
そんな時代だけに亭主関白は嫌われ、ニーズが少なくなっているとも言えるでしょう。
時代が変わり、亭主関白は人気低迷です
今回の記事では、亭主関白の情報に関して幅広い知識をご紹介してきました。
今の日本の環境で、妻と子供の前でふんぞり返っている程度で、男としてどれくらいの価値があるでしょうか。
昔の家庭のように亭主関白のニーズが無くなっている現在では、やはり家族皆の力で乗り越えていく、という考え方ができる男性のニーズが高いといえそうです。
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