好きな人を諦めるタイミングというのは非常に難しく、タイミングを間違えてしまえば、後々長い月日を後悔してしまうという人が後を絶ちません。
また好きな人を諦めるのはいいですが、気持ちを伝えずに完全燃焼してしまうパターンも多く、こちらも心のもやもやが晴れないまま、多くの月日を過ごさなければいけません。
好きな人を諦めるタイミングの1つのポイントとして挙げられるのは、自分が完全燃焼してから諦めるパターンがよく見られますが、人は臆病なのでこのような完全燃焼で終えれることは、まず期待できません。
また完全燃焼は行き過ぎればストーカーとなり、評価がガタ落ちとなってしまうこともよくあることです。
そこで今回の記事では、好きな人を諦めるタイミングについて、引き際の4ステップに分けてご紹介しようと思います。
好きな人には、自分の気持ちを素直に伝える
好きな人がいたら、自分のほうから気持ちを伝えてもいいのでしょうか?
私は長年カウンセラーの仕事をしていますが、さまざまな男女にその質問をしてみた答えを要約すると、次のようになります。
①もちろんOKです。その女性が自分に好意をもってくれていることを知ることで、返事はどうあれ自分は嬉しい気持ちになります。
②全然嬉しいですね。私は内気だから、もしその男性がなんらかの形で気持ちを表現してくれなかったら、声をかける勇気はとても起きないです。
③むしろ伝えてほしいくらい。男女の関係は平等でなくてはいけないと思う。男性が女性に気持ちを伝えるのと同じように、女性からも気持ちを伝えてほしい。
④100%嫌な気分にはなりませんね。もしその女性が好意をもってくれていても、表現してくれなかったら、こちらには分かりようがないと思うので。
⑤嫌な女性は少ないですよ。もしその男性が自分のことを好きではないのなら、一緒にいたってしょうがないと思うし。
5つの男女の答えをご紹介しましたが、特に最後の意見は象徴的です。
あなたが好意をもっていることを知らなければ、その人はどうしてあなたと一緒にいたいと思うでしょうか?
どれだけモテる男性・女性であろうが、まったく可能性がない相手を誘って拒否されるような目に合いたいわけがありません。
勇気を奮い起こしても誘うことができるのは、少しでも可能性があると思うからなのです。
けれどもあなたがどう思っているかは、なんらかの方法で表現しないかぎり相手には伝わらないのです。
何もせずにいて相手に誘われなかったら、あなたは「相手はきっと自分に興味がないんだわ」と思いますか?
答えは、そうとは限らないのです。
なぜなら、あなたは好きな人に脈ありの手がかりを与えなかったのですから。
相手の気持ちになってみましょう
あなただって、好意を抱いている人から関心があるような態度を示されれば嬉しいはずです。
温かい表情で微笑みかけられたり、親切な言葉で話しかけられ たりすれば、なんとなく自信も出てくるでしょう。
それは相手も同じこと。
あなたからそのようなサインを送ってあげれば相手も気分がよくなり、少しは安心してあなたに近づくことができるようになるのです。
そうすればあなたもそれに応え、二人はさらに近づきあうことができるでしょう。
意外かもしれませんが、例えば男性は女性よりも、失敗したり拒否されたりして面目を失うことを恐れます。
そして繊細な男性ほど、この傾向は強いのです。
言葉をかえれば、あなたが求めているような男性ほど、あなたのほうからきっかけをつくってあげない限り、自分からあなたに近づいてくる可能性は少ないといえるのです。
仕事でどんなに成功していようが、どんなに力があろうが、どんなに自信があるように見えようが、男というのは内心とても恥ずかしがり屋で、女性から断られることを死ぬほど恐れているのです。
非の打ちどころがないように見える索敵な独身男性でも、内心では、近づくきっかけを女性の方からつくってくれないだろうかと待っているものです。
こんなきっかけはNGです
だからといって、相手がどう思っているかはおかまいなしに、じっと見つめたり、なれなれしくもたれかかったり、腕をくんだり、意味深長なことをいったり、アパートに押しかけたりしてもいいということではありません。
そういう行動は無神経で嫌われるだけです。
相手にかきっかけを与えている行為だとは、とてもいえません。
あなたが相手に関心をもっていることを知らせるには、そのような露骨で不快な行動ではなく、もっと洗練されたそれなりにふさわしい方法があるはずです。
そしてニ、三回やってみて、もし相手が反応を示さないようだったら、あなたには関心がないということです。
もし諦めるタイミングに迷っているのであれば、このタイミングで、その人のことは諦めるという選択肢を取るのがいいでしょう。
その結果、あなたは何かを失いましたか?
何も失っていません。
あなたはその人の存在に感謝している、という気持ちを表現しただけなのです。
そして、ちょっとばかりの温かさと愛を送っただけなのです。
愛は与えても減るものではありません。
では、好きな人をデートに誘ってもいいのでしょうか?
もちろんです。
もしあなたが誘いたいのなら、そうしてはいけない理由はひとつもありません。
もし相手があなたに合った人だったらうまくいくでしょうし、あなたに興味がなげれば断られるだけ。
もし断られたら、その人はあなたには合わなかったということにすぎません。
どのみち、相手があなたをどう思っているかは、早く分かったほうがいいのではないでしょうか。
いずれにせよ、好きな人との関係では常識を働かせることが第一に大事です。
例えば、あなたの方から誘って一回デートをして、その後、あなたの方から電話しても向こうからは一度もかかってこなかったとしたら、すぐに電話をするのは控えましょう。
向こうにその気がないのは明らかです。
ここで重要なのは「相手にあなたの気持ちを示す」ことと、「押しつけがましくしたり追いかけたりする」のとは、まったく違うということです。
好きな人ができたのなら、自分の「心」に従い、正直に行動しましょう。
そのときには、相手にお世辞のひとつくらいいってもかまわないのです。
そして次はどうなるか、なりゆきに身をまかせましょう。
また、「多趣味な人ほどモテる理由」もセットで読んでみましょう。
あなたが多趣味になることで得れるメリットはたくさんあります。
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