まず最初に言っておきますが、結婚の決め手を間違えてしまえば、離婚という最悪の結果を招いてしまうことに一歩前進してしまうことは間違いありません。
結婚の決め手とは直感という人もいますが、そもそも相手を見極める能力に欠けている人である場合、直感はただのその時の気分に過ぎません。
まず結婚相手に求める第一条件とは、年収ももちろん大事ですが、円満でい続けるための第一条件となれば、また話は別です。
円満でい続けるための第一条件となれば、必要となってくるものは、人格を見極める力なのです。
今回の記事では、そんな結婚の決め手を間違ってしまい、最悪の結果に結びつくことを阻止するためにも、結婚相手の条件など細かな情報についても触れていこうと思います。
目次
人格と性格の違いとは、一体どのような部分が違うのでしょうか?
人格とは、その人の内面の自己がにじみ出て外に表れたものです。
すなわち生きていくことにともなう価値観や、行動や立ち居振る舞いを形作る倫理観を表します。
その人が自分自身をどう扱っているか、そしてあなたをどう扱うか、また将来あなたの子供たちをどう扱うか、そういうことを決定づけるのがこの人格です。
それゆえに人格は、よい結婚生活を送るための一番大切な基盤であると言えるのです。
女性が男性を見るとき、つい誤りやすいのが人格を見落とすことです。
ここでは、よくある実例をあげてみましょう。
彼の人格を見破れずに、後悔してしまうパターン2つ
①つい外見的な性格にばかり目がいってしまう
新しく付き合うようになった彼氏が、ユーモアのある人で、趣味もよく合い、情熱的な性格。
「私にとって完壁な相手だわ!」とぞっこんになってしまった。
ところが一緒になって何か月経ってから、次々と欠点が目につくようになったのです。
確かに楽しい人ではあるのだが…
これは、楽しいだけでは一生を共に過ごすためのよき結婚相手とはなりえないことのいい例です。
そもそも付き合い始めた最初の時期に、大事なことについて真剣に話し合わなかったことが失敗の原因のほとんどに挙げられます。
大事なことを話さなければ、子供の教育面での価値観の違いや、金銭的な価値観の違いなどに悩まされた挙句、離婚してしまうケースが後を絶ちません。
②結婚することがとにかく大事で、第一の目標になっている
こういう場合、とにかく相手の人格を見落としがちです。
その結果、結婚して数年たって、しかも子供までできてから、思っていた(または内心で期待していた)のとは全く違う人だと分かったりします。
そして相手のことはもう好きですらないと思うようになり、どうしてこんなことになったのか理解できないということになるのです。
その訳は簡単です。
結婚することばかりを考え、それが全てに優先してしまったため、他のことに目を向けることができなかったからです。
始めから相手の人格に注意を払っていたら、こんなことにはならなかったでしょう。
次に、男性の人格を見るときに必要な6つのポイントをあげておきましょう。
男性の人格を見破るために必要な6つのポイント
①自分を改善し、人間としてさらに成長していく意志があるかどうか
これは、二人がいい関係を保てるかどうかに関わるもっとも重要なことの1つです。
なぜなら、いくらあなたが二人の関係をよりよいものにしようと思っても、相手がその話し合いに応じてくれなければ、どうにもならないからです。
②感情的なことがらについて心がオープンかどうか
仲むつまじい関係というのは、どのような感情も分かちあえる関係のこと。
お互いの心のドアが閉じておらず聞いている状態を言います。
③嘘がなく、道義心があって、いい加減な人間ではないかどうか
正直、誠実、信頼できるということは、健康的な人間関係を築くための必須条件です。
どんなときでも信用できることが、ゆるぎない安心感を与えてくれるのです。
あなたの想っている人は自分に対して正直か、あなたに対して正直か、他の人たちに対しても正直か、よく観察してみましょう。
彼は仕事の上でも個人的にも、人をどう扱っているでしょうか。
そういう面で、ぜひあなたが尊敬できる人であってほしいものです。
④いい意味で大人であるかどうか
大人であるとは、子供じみたまねをしないということ。
それは依存心がないということでもあり、自分の言葉や行動に責任がとれる人のことです。
⑤自分が存在していることに対する基本的な自信のある人かどうか
どんな人間でも、自分を愛する以上に人を愛することはできません。
あなたの彼氏も、自分自身をどれほど愛せるかによって、あなたをどれほど愛せるかが決まるのです。
多くの女性が相手を選ぶときに陥る間違いは、その人がどれほど自分を愛してくれているか、どれほど自分を大切にしてくれているか、ということばかり考え、その人が自分自身をどう扱っているかを見落としやすいということです。
一例をあげれば、相手がいくらあなたを愛していても、自分を見失ってあなたに溺れているのでは二人がいい関係を築くことはできません。
自分自身をたくさん愛せると、自分が自分であることに対してすっきりした気分でいられる。
それが「自分が存在していることに対する基本的な自信」というものなのです。
その反対が、いいわけばかりいって生きている人、または自分が自分であることについて謝ってばかりいる人なのです。
自分が存在していることが心地よく、そういう意味で基本的な自信がある人は、心身ともに自分を大切にし、環境に気を配り、他人から酷いことをされ るのを許さない強さがあります。
⑥人生全般に対する態度がポジティブかどうか
人間を大きく分けると、ポジティブな人間とネガティブな人間の二種類になる、とよくいわれます。
ではあなたは、これからの人生を誰かと一緒に暮らすために、どちらの人を選びますか?
こう聞かれれば、誰でも答えは同じでしょう。
ネガティブな人間と一生暮らしたいと思う人はまずいないはずです。
でもどういう訳か、そうなってしまう人も実は多いのです。
いつも何か問題点ばかり見つける。
文句や悪口ばかり言う。
なんでも皮肉を言い、冷笑してばかりいる…
相手がこんな人でないことをまず確かめましょう。
いい人格をもった人というのは、自分やあなたや世の中のいいところ、素晴らしいところに目を向けることができます。
そういう人と一緒にいると、生きることが楽しくなってきます。
自分自身も見つめ直してみましょう
もうひとつ、重要なことを忘れてはいけません。
今あげた6つのことは、相手についてばかりではなくあなた自身についてもいえること。
このような人格のもち主になれるよう、ぜひあなたも努力してください。
勘違いしてはいけない事は、表面に表れた性格はどうでもいいとはいっていません。
それはもちろん大切なことです。
外見的な性格に加えて、内面の人格まで理解したうえで相手と愛しあうことができれば、二人の関係はまちがいなく揺るぎないものとなるのです。
また、「貯金の無い彼氏との結婚は事故と同じ?」もセットで読んでみましょう。
結婚の決め手は年収という人も多いでしょうが、逆に年収もそれほど高くなく、貯金の無い彼氏との結婚の実態はどうなのでしょうか。
そんな結婚とお金の関係性について、上記の1ページで学んでみましょう。
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