結婚に踏み切れずに、彼女に振られてしまったという経験をしたことがある男性は多く、プロポーズを待っている女性は多くいます。
そもそも結婚というのは、勢いでするものだ!とか、考えすぎても仕方がない、なんていう人がいますが、本当にそうでしょうか。
結婚に踏み切れない男性の心理状況をのぞいてみると、案外そういった方々の声が踏み切れない原因を作っていたりもするものです。
今回の記事では、そんな結婚に踏み切れない男の心理や、決心できない理由について、男性の心の声や本心をご紹介しようと思います。
不安を抱いている場合
まず第一に、将来に対する不安がある場合。
結婚に踏み切れずに、決心できない男性の心理には、「いつまでも愛するなんて、どうして約束できる?だって心が離れてしまったら?」などという、心の不安を抱いている可能性が考えられます。
離婚が増加している現代では、「一生愛します」という約束をすることに、自信と確信をもてないのは当然かもしれません。
また、特に男性は、「一生愛します」という約束を、自分の未来への制約や自由の喪失と感じ、抵抗を感じる場合も多い。
しかしこの約束には、実はその反対の効果も期待できるのです。
さまざまな方向へエネルギーを拡散させる必要から解放され、一人の女性にエネルギーを集中できるからです。
二人の関係に好きなだけ没頭でき、何の制約もなく愛し、与えることができる。
結婚に対して、「自由が無くなる」とか「遊べなくなる」という不安ばかりを想像するのではなく、こういったあまり目には見えないメリットを知ることにより、結婚に踏み切れない・決心できない男の心理から解放される可能性があります。
傷つくのが恐い
結婚に踏み切れない男の心理や決心できない理由には、傷つくのが怖いという防衛心理が強く働いている可能性も考えられます。
離婚や辛い別れを経験した人は、多少なりとも「恋愛恐怖症」に陥りやすい。
誰かに心を捧げれば、苦しみや悲しみを、また味わうのではないかと心の奥底で恐れているのです。
しかし、私が経験から学んだ重要な教訓の一つは、耐えがたい苦痛がもたらされるのは、間違った相手に愛を与えた時だということです。
これは1ページにて、最も重要なポイントの一つです。
傷ついた経験があるから結婚に踏み切れない・決心できないということは、一度レストランで食中毒を起こしたからといって、もう二度と外食しない決心をするぐらい、意味のないことなのです。
なぜなら今度こそ、もっと慎重にレストランを選べばいいのですから。
間違った相手を選ぶのが恐い
あなたはこんな想像をしたことはないでしょうか。
あなたには付き合っている相手がいて、その人をとても愛しているが、「もっといい相手」、あるいは、もっと相性のいい相手に出会うかもしれないと思って、長い間決断を先のばしにしてきた。
しかしようやく結婚を承諾し、新婚旅行から戻ってきて数週間後、何かの集まりに出席し、ふと辺りを見回したとたん、彼女こそ本当に求めていた相手だと直感し、一目で恋に落ちるということを。
残念ながら、私たちはこのような経験を絶対にしないという、保証を得ることはできません。
その選択が正しかったかどうかは、時がたたなければ分からないのです。
それにいずれにしても、相性のいい結婚相手を選び、二人の関係がうまくいくよう努力するのは、あなた自身なのです。
つまり、このような出来事に遭遇したとしても、結婚相手をしっかりと愛する努力をし、決して外見だけでは結婚生活は上手くいかないという現実を知れば、このような不安は無くなるはずです。
両親のようになるのが恐い
「僕は彼女と結婚したくありません!」ある男性が私にこう言ったことがあります。
この男性の言い分を聞いたところ、以下のような結婚に踏み切れない心理や決心できない理由が分かってきます。
「今のところ、二人の関係は最高と思います。素敵な時間を過ごし、お互いのよさを認め合っています。でも結婚したら、結局は両親や他の夫婦と同じになってしまう気がする。始終お互いのあら探しをし、互いに感謝の気持ちをなくしてしまうでしょ…?」
悲しいことですが、多くの人が、両親から結婚に対する間違った定義を受けついでいます。
それはすなわち、「身を固める」という、あまりポジティブではない考え方です。
結婚に踏み切れない、または決心できない男性の多くが、結婚を「退屈、自由の喪失、骨の折れる厄介な義務」と信じてしまっているのです。
特に男性は、昔では結婚すると一家を支えなければいけない、という女性よりも重い責任を課されてきたことから、将来への約束を避けることがあるのです。
両親のようになるのが怖いと結婚に踏み切れないようになるのではなく、両親のようにならないためにはどうすればいいのか?という原因を無くす努力をしない限りは、どんな女性と結婚をしようが、結果は同じなのです。
結婚は思い切りが大事です
いかがだったでしょうか。
結婚するという責任を男性一人で背負うのではなく、二人で乗り越えていくんだという考え方をし、結婚にはいい部分も悪い部分もたくさんあるということを理解しましょう。
誰一人分からない未来に対する不安を抱くのではなく、今あなたができることをしてみてください。
来年の事を言えば鬼が笑うということわざがありますが、あなたは今まさに、このことわざの意味に当てはまっているのかもしれません。
結婚に踏み切れない・決心できないと悩むのではなく、今あなたができることを彼女にしてあげ、たくさんの愛をささげてあげることもお忘れなく。
また、「結婚相手の選び方や見極め方8選【間違えたとは言わせない!】」もセットで読んでみましょう。
結婚相手の選び方や見極め方を知れば、結婚に踏み切れない・決心できない心に、変化が起こる可能性があります。
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