喧嘩をしてしまったり、裏切ってしまったなどの理由で、彼女と話し合いが必要な場合には、まず話し合いの進め方を知る必要があります。
なぜなら、上手に話を進めていかなければ、お互いの気持ちが空振りしてしまい、結局は言い合いといった意味のない話し合いで終わってしまうからです。
また、話し合い次第では別れずに済んだのにもかからわず、進め方やコツを意識していなかったがために、破局を迎えてしまうカップルも数えきれないほど存在します。
今回の記事では、そんな彼女との話し合いの進め方やコツについて、絶対に守るべきポイントやスムーズに進める方法などについて、4選にまとめています。
自分が何を望んでいるのか?
彼女の気に入らないところを指摘しては文句ばかり言い、そのくせ自分は何を望んでいるのか、彼女にどうしてほしいのかを話さない人がいます。
彼女に文句があるときは、いったい自分は二人の仲がどうなることを望んでいるのか、彼女にはどうしてほしいのか、ということをはっきり自覚してから話を進めるべきです。
そして、自分の望む通りになったら、それで問題はおわりにしましょう。
そうすれば、また二人は先に進むことができるのです。
よく、話し合いがはじまると勢いがついてしまって、問題が片づいたあとも止まらなくなることがあります。
そうならないためにも、 話し合いをはじめる前に、自分は何を望み、何を主張したいのか、ということをはっきりさせてください。
そしてもし自分の要求が通ったなら、彼女には礼を言い、それ以上のことを求めるべきではありません。
また、彼女に何かを要求するときには、あなたは彼女に問題点を改善してほしいのか、あるいは問題を解決するのに手を貸してほしいのか、それとも単にあなたの言い分を聞いてほしいだけなのか、といったような自分のポイントを常にはっきりさせておくことが、コツの1つでもあります。
それを言わずに主張だけして、後は彼女が一人で考えるだろうなどと期待するべきではありません。
さらに、「もっと自分に注目してほしい」「もっと気をつかってほしい」「二人の間をもっとドラマチックで情熱的なものにしたい」などという欲求を、彼女に対する「文句」や「口論」という形で表す人がいます。
そういう人の場合は、もっと建設的なやり方で彼女との繋がりを深める方法を学ぶ必要があります。
批判されても言い返さない
人から非難されると、誰でもたいていは反射的に弁解しようとしてしまうものです。
それは、相手に対して自分の考えや見方を説明したいからなのですが、実際には自己防衛という形となって表れます。
けれども、自己防衛のために反撃しようとするのは、不必要で非生産的な行為です。
話し合いの進め方のコツとしては、何かを言われでもすぐ言い返さないで、彼女はあなたに何を言いたいのかという、「彼女の気持ち」に心を集中させてみてください。
わき起こる「言い返したい気持ち」は、そのとき問題となっていることとは、また別のことと考えるのです。
次に言い返すのではなく、質問するようにしてみてください。
そして、いったい彼女は何を問題にしているのか、どうして怒っているのかなどを、できるかぎり理解しようとしてみてください。
そうすると、自分は攻撃されているのではないと分かり、自分を守るために言い返す必要はないと気づくことにもなるのです。
話は一度に一件を守る
言い争いがはじまると、つい自分の言い分を何がなんでも守ろうとして、頑なになってしまうことがあります。
ひとたびそうなると、どうしても自分が正しくなくてはいけないので、言い分を強化するために、彼女を責めることができる過去の出来事をもちだしたりします。
すると、話はますます複雑になり、衝突はますます大きくなり、仲直りできるものもできなくなってしまいます。
二人でひざを交えて過去の問題を一つひとつ数えあげ、じっくり検討しようというのなら話は別ですが、もしそうでないのなら、話し合いは今現在問題になっていることだけに集中させ、まずそれを解決するために努力するのが一番のコツであり進め方です。
別の問題をもちだすのは、次の話し合いにするから、その問題を終わらせてからにしてください。
彼女の気持ちを、あなたが決めつけない
よく、自分ばかり分かっているつもりになって、聞いている側がどう受けとっているのか、あまり注意を払わないことがあります。
彼女に対して重要なポイントをはっきりさせたいときは、ゆっくり正確に話しましょう。
また、できるかぎり具体的に、はっきり話すだけでなく、自分の言っていることで彼女がどんな感情をもつか、どんな行動をとるか、などということを勝手に決めつけないようにするべきです。
例えば、彼女が普段と違って黙りこくっているとします。
あなたは彼女が何かのことで怒っているのだと感じるかもしれません。
そういうときには、「何を怒っているの!」と言うのではなく、「俺のことで何か怒っているの?」と聞いたほうがいいのです。
なぜなら、そのような聞き方をすれば、自分が間違っていたときには訂正できるからです。
それを、「何を怒っているの!」と言ってしまうと、彼女の感情をあなたが勝手に決めつけていることになり、あなたが間違っていればもちろんのこと、たとえそうでなくても彼女は気分を害します。
正確に話すように気をつけるということは、自分の心を訓練しなおすことでもあります。
というのは、言葉を口にする前に、内容についてもっときちんと考える癖がつくからです。
これがうまくできるようになると、あなたは自分の抱く考えや感情がよりはっきりと自覚できるようになり、自分が何を言いたいのかがよく分かるようになります。
進め方とコツはイメトレが大事
いかがだったでしょうか。
最後に、話し合いをする前日なり数時間前に、しっかりと彼女との話し合いをしているイメージを浮かべ、だいたいでいいので上手く進めている姿をイメージすることが大事です。
そうすることで、より話し合いがスムーズに上手く進み、そしてお互いにいい方向に転ぶようになる確率がグッと上がります。
試合には準備が非常に大事だと言われますが、話し合いをする場合も同じであり、事前にしっかりとイメージトレーニングという準備をしておくことによって、後悔しない話し合いができる確率を上げることができるのです。
また、もしもあなたが彼女を傷つけてしまったのであれば、「彼女を傷つけた時の対処法【心理テクニック7選】」もセットで読んでみましょう。
彼女を傷つけたのであれば、効率的な対処法をとることをおすすめします。
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