ワンランク上の男性と結ばれる
あなたには「あこがれの男性」と思える人がいますか?
芸能人でもスポーツ選手でも誰でも構いません。
とにかく「こんな男性とお付き合いできたら最高だな」と思える男性がいますか?
それでは、次の質問です。
あなたは、その「あこがれの男性」と、実際に「お付き合いする男性」は別のものだと考えていませんか?
これは、非常に大きな問題です。
どうしてあなたは、勝手に「あこがれ」と「現実」を別のものだと考えているのでしょうか?
「あんなに素敵な人に、出会うチャンスがあるはずない」
「あんなに素敵な人が、わたしなんか相手にするわけがない」
「ほどほどの男で我慢しておかないと、それこそ婚期を逃す」
その考えこそが、あなたのシンデレラ遺伝子(女性誰もが持つ、シンデレラ願望のこと)を妨害しているのです。
ここで、面白いエピソードを紹介しましょう。
有名なお話です。
その昔、ある学者がノミを使って風変わりな実験をおこないました。
よく知られたことですが、ノミは驚くべき跳躍力を持っています。
平均でも 1メートル以上、 つまり自分の体の何百倍という高さまでジャンプする能力があるというから驚きです。
このことから、学者はとびっきり元気のいいノミを数匹集めて、逆さにしたガラスのコップの中にすっぽりと閉じこめてしまいました。
もちろん、ノミは自分がおかれた状況など理解できませんから、いつものように元気よくジャンプします。
その結果、どうなったか。
ノミは天井に、つまり逆さにされたコップの底に思いつきり激突し、床へたたき落とされます。
それでも、ノミにはなにがなんだかわかりません。
何度もジャンプを繰り返しては、天井に激突して、そのたびに落下していきました。
やがて、彼らの行動に変化が出てきます。
彼らは、ガラスに衝突しないギリギリ範囲でジャンプする習性を身につけたのです。
本能的な学習能力だと言えるでしょう。
そこで学者は、ガラスのコップをとってみました。
もはや天井はありません。
ノミは以前のように1メートル級の大ジャンプができるはずです。
ところが、コップのなくなったノミたちは、その後もコップのあった高さまでしかジャンプしません。
いつまでも小さなジャンプを繰り返しているのです。
さて、この事実をどのように理解すればよいのでしょうか。
答えは簡単です。
コップの世界に慣れてしまったノミたちは、コップの範囲を「自分の限界」だと思いこんでしまったのです。
この教訓は、わたしたち人間にも通じるものがあります。
いま「どうせわたしなんて」と思い込んでいる女性は、まさしくこのガラスの中のノミと同じ過ちを犯しているのです。
一度や二度の失恋で、勝手に「ガラスの天井」をつくっている人。
本当は高々と飛び上がりたいのに、天井にぶつかるのが怖くてジャンプできずにいる人。
シンデレラ遺伝子を持つすべての女性は、自分で考えているより遥かに素晴らしいジャンプ力を持っています。
愛をする資格を持っています。
つまり、もう何ステップも上の恋あなたを苦しめ、その場に踏みとどまらせているのは、実際にはありもしない「ガラスの天井」なのです。
あなたがガラスの天井に怯え、「あこがれ」と「現実」を別のものと考えてしまうのなら、シンデレラ遺伝子は眠ったままピクリとも動こうとしません。
ガラスの天井を取り払って、あこがれの男性と結ぼれることを信じる。
たったそれだけで、シンデレラ遺伝子は、しっかりと理想の男性を捜してくれます。
あなたにも絶対に「シンデレラ遺伝子」はあるのです。
その遺伝子を目覚めさせるか、冬眠させたままかは、あなた次第なのです。
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