本当にモテる男は女を追いかけない
いい男ほど、自分から女性を追いかけ回したりしません。
黙っていても多くの女性が彼を選びます。
そして、彼女たちに「あなたを選ぶわ」というカードを見せられた彼は、その中から自分にふさわしいと思える相手をピックアップして、静かに行動を起こすのです。
男の狩猟脳の特徴である「戦略的に考える」という習性が、ここによく表れています。
よほど女性に慣れていない男ならいざ知らず、自分に対してまったく脈がなさそうに見える相手に、突進していくような無謀なことはしないのです。
女性の言動から自分に好惑をもっているかとうかを分析・判断し、それに対してどう勤けば彼女をゲットできるかを考える。
男が得意なのはこれです。
そういう戦略を立てられないような相手には、初めから近づかないのです。
また、自分としてはこういうタイプの女性を望んでいるが、それに当てはまる女性の中で、自分に好感をもってくれているのは誰か。
そのうち、どの女性が一番自分に合っているか。
そういうふうに相手を絞ることもあります。
形の上では彼が追っているように見えても、最初の段階では女性が彼を選んだというそれなりの意思表示があります。
それを受けて、いい男は彼女を自分のほうへ引き寄せようと画策を練る、こういう図式です。
ピックアップされ、引き寄せられてしまう女性は、時にはひとりではなく複数のこともあります。
昔から、時の権力者にしろ大きな富を築いた実業家にしろ、力をもつ男が何人もの女性に固まれてきたことは周知の事実です。
女性には、自分だけを見てくれるつまらない男よりも、たとえほかに女性がいても、強い男のほうにひかれる、そんな心理があります。
そしてそういう男は実際に、社会的、経済的にあらゆる面で彼女たちを守れるだけの力をもっていたのです。
そんな中で、彼にとって特別な存在になれるかどうか。
それはあなたの、女としての器量しだいです。
この場合の器量とは、単純に容姿だけを指すのではありません。
男が「愛されたい、この女を愛したい」と思えるような、深い魅力を身につける必要があります。
愛の本能にスイッチを入れて正しい相手をみきわめる
今日からは、ぜひ「私は選ぶ側なんだ」と気持ちを切り換えてください。
ある日突然、すばらしい誰かが現れてプロポーズしてくれるのを、ただじっと待つようなことはやめましょう。
あのシンデレラだって、みずから「王子様が出席する舞踏会に行く」という行動をとったからこそ、理想の男性(王子様は、すべてをもっている)まさに「いい男」を勝ち取ることができたのです。
まず、自分はどんな男性を理想とし、求めているのか。
もし、まわりにいる男性の中に候補がいるなら、どの男性を選ぶのか。
自分の中でそこをはっきりさせることです。
男女にとって「これが本来の形だ」といえるすばらしい恋愛は、それなしには成り立ちません。
女性が強い男を自分の意志で選び、男が手をさしのべる。
そして、女性はますますその男を愛し、愛を表現していく。
男はそんな女性をいとおしく思い、もっと力をつけて、彼女の望みをなんでもかなえようとする。
彼女と彼女が生んだ子どもを幸せにしようとする。
人類が長い間続けてきたこういう愛の形は、私たちの深い部分、まさに遺伝子の部分が求めている究極の形なのです。
そして、女性の思考がナチュラル(単純・簡単)であれば、自然と自分の理想とする男がわかるはずなのです。
「彼はそういう男だ」と、理屈抜きで「感じる」力があるはずなのです。
何度も言いますが、そのもっとも基本的な条件は、「体にちゃんとした自信をもっている男」だということです。
そして、知力と経済力(経済力には、将来の可能性も含まれます)も、もち合わせていれば理想的です。
関連記事
この記事へのコメントはありません。