先のない恋に見切りをつけるタイミング
先のない恋とは、そもそもどういうものなのでしょうか。
長くつきあえる気がしない恋?
いろいろな障害のある恋?
結婚に結びつかない恋?
いろいろな見方があるでしょうが、私は、「先のある恋」や「先のない恋」という、言葉でくくれる一定のかたちはないと思います。
どんな状況にあろうと、続けていくかやめるかは、恋をしている当事者が決めることです。
ですから、同じような状況にいても、一緒にいたいとつきあい続ける人たちもいるし、そうでない人たちもいます。
あなたの恋に関しては、あくまでもあなたの心が今どうなのかが判断基準になると思います。
ですから、恋に見切りをつけるタイミングは「あの人ともう少しつきあいたい?ともやめる?」と自分の胸に聞いてみて、NOという答えが出たときです。
そのときは、もうその足で彼(彼女)に別れを告げに行きましょう。
誰かのためではなく、あなたのために決断し、行動するのです。
そのときには相手のことも考えなくてかまいません。
恋は、お互いの気持ちだけで成り立つものです。
どちらか片方だけでも「やっていこう」という気持ちがなくなれば、もうそこでその恋はおしまいです。
相手はまだ私を好きだからという理由で、気が進まないのにつきあい続けるのは自分をあざむくことになります。
自分を大切にする人は、いつも自分の心に正直でなければいけません。
そして、自分と相手に嘘をついて付き合い続けるよりも、正直に別れたいと相手に告げるほうが、結局は相手を尊重することにもなります。
そして、別れを告げるときにはこんなふうに言えたらベストです。
「あなたとは本当にいいおつきあいができました。あなたとおつきあいして成長すること ができました。ありがとうございました」
彼(彼女)と過ごす中で悲しい思い出やくやしい経験があったとしても、そんなことは口に出さず、感謝だけを伝えるのです。
別れ際のこういう思いやりによって、彼(彼女)にとってもいい思い出だけが残ります。
これが大人の女性の賢い別れ方。
実際の感想は「おかげさまで、ちゃんと男を見ることができました」かもしれません。
でもこれは、心の声として、あなたの中だけにしまっておきましょう。
そして、すがすがしい気持ちで次の恋へと向かっていきましょう。
別れる勇気がないのであれば…
別れるといっても、その一歩を踏み出すのはとても勇気のいることです。
その一歩を踏み出せない人というのは、例えばですが「相手を傷つけるのが怖い」とか「可哀想」という考えが多いというのも事実。
しかし、今の微妙な気持ちのままで、お付き合いを続けるのは、相手にとっても失礼と言えます。
もしかすると、相手はあなたとの結婚を考えているかもしれません。
次のデートプランを考えているかもしれません。
何が言いたいかというと、本気であなたを思ってくれている人に対して、同じくらいの気持ちでお付き合いしないことは、失礼だと思います。
そして、別れを踏み出す一歩を踏み出せないままでは、あなた自身も成長しません。
人間は、失恋を繰り返して強くなっていくのです。
悲しい経験を繰り返して、人に優しくなれるのです。
そうやって、優しいパパやママへと変わっていけるのです。
別れというのは、悲しみの反面、自分が強くなっていくというメリットもあるのです。
そうやって皆大人になっていくのですから、逃げてばかりではダメなのです。
また、失恋後の悲しい気持ちというのは、きっと周りの誰かが助けとなってくれることでしょう。
その助けてくれた人を、今後も大事にしていきましょうね。
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