恋が生み出す夢には勢いがある
男が現実を忘れ、純粋に夢を思い描くことができるのは、恋をしているときだけ。
彼女とこんなデートができたら最高だろうな、こんな言葉をささやいたら舞い上がっちゃうだろうな、というような恋の夢はもちろんのこと。
何かドでかい仕事をやり遂げ てみたい、大きな獲物を狙って仕留めてみたい、という野望がムクムクと頭をもたげてきます。
それが実現可能かどうかなど、恋する男の脳は考えもしません。
理性なんかもうどこかに吹き飛んでいるからです。
彼が求めているのは、「あなたって、本当にすごい男なのね!」という恋人の一言です。
そう言われたい一心で、ことさら大きな野山をかきたてることもあります。
とにかく突進してみたい、とウズウズしてしまうのも、恋する男によくあることです。
なにしろ脳はバリバリ全開で働いていますし、ありあまるほどのエネルギーが全身にみなぎっているからです。
実現可能かどうかなど問題ともせず、とにかくドでかい仕事をやり遂げたい!と強烈に思ってしまう。
大きな獲物を狙って仕留めたい!と野山がかきたてられる。
こんなふうに、恋から生まれる夢には勢いがあります。
最初は小さな夢だとしても、大きく成長して「バケる」可能性を秘めています。
そして、恋をしているときに願ったことはすべて実現してしまいます。
それはなぜか?
脳は「自動目的達成装置」(思ったことを脳がそうさせようとするから)だからです。
恋のパワーがあると、スイッチオンになり、夢を実現せずにはいられなくなるからです。
夢を語る男が成功する
恋する男が夢を語るとき、そこには必ず相手がいります。
男にとって望ましい相手は、自分の話をよく聞いてくれる女性です。
中でも一番望ましいのは、恋人である女性。
男は彼女に、聞いてもらいたい気持ちは大きいし、彼女が喜んで聞いてあげるなら、もっと大きな夢を語りはじめるはずです。
恋をして勢いがついていますし、夢を語るほどに、その夢が大きくふくらんでいくのです。
語れば語るほど、男の脳の中に新しい神経ネットワークが出来上がっていきます。
夢を語ったその言葉に対し、脳の自律相経系がとても敏感に反応するからです。
脳の中には、「成功のための神経回路」略して「成功回路」がつくられていきます。
この「成功回路」がつくられると、寝ても目覚めても、夢の実現を追い求めるようになります。
本人はそう意識していなくても、何かほかの事を考えていても、「成功回路」はひたすら夢の実現に向けて作戦を練り、その作戦を首尾よく実現させるために、 全身全霊をコントロールしていきます。
成功回路を持っている男は必ず成功します。
「成功する自分こそ本当の自分だ」と確信していますから、いつまでも成功できずにいると、たまらない違和感を賞えてしまうのです。
その違和感を解消するためなら、どんな努力にも屈しません。
ですから、もし男が「金持ちになりたい」と彼女に語ったなら、その夢はもう実現したようなものです。
男は「お金持ちでない自分」から脱け出すために、ありとあらゆることをするようになります。
それに、お金に関する夢は達成しやすいのです。
脳が本気でお金を求めるようになると、面白いほどお金が寄ってきます。
お金は、お金を本気で欲しいと思うようになった人のもとに集まる習性があるのです。
将来成功する男というのは、野望を常に口にだす男ということです。
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